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俺の瞳にうつしたいものは
第5章 黙って抱かれろ

俊二の癖毛の間から、汗の滴がちらちら光って見える
逞しい体躯に、頬が締まって大人っぽくなった顔
低い声。
五歳の時から、ずっと変わっていないのは瞳の強さだけ。
遠くまで遊びに行って 帰り道がわからなくなった時
ぎゅっと強く握ってくれたあの手が
今は私を押さえつけている。
「あああ……っ」
奥まで先端を擦り付けるような
深いピストンが続き、俊二のペニスが膨張していくのがわかった
「……ひとみ……っ
やば……い……って」
「やっ……!俊二……中は、やめ、て……っ」
「やめねえっ……
絶対……今日は最後まで……」
怒っているような、泣き出しそうな、
掠れた声に
胸の奥が締め付けられる

