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俺の瞳にうつしたいものは
第5章 黙って抱かれろ





『しゅんじくんのお父さん、今日もいないの?』

『うん』

『……さみしい?』

『そんなわけあるかよ
たまに帰ってきたって、酒飲んでばっかりなんだ』

『……ん、
わたしもね
家にいるとさびしい、けど……

しゅんじくんがいるから、大丈夫』


『バカ。

だから
おれはさみしくねえって』




肌と局部を擦り合わせて意識が朦朧とする中

私は無意識に俊二の後頭部を抱き寄せていた





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