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俺の瞳にうつしたいものは
第1章 1

正気の抜けたような、
だけども近づいて見なくても、俺はその女の瞳がどれほど澄んだものか知っていた。
時間をわすれたように目で追っていると、いつの間にか視線が合う。
少女のような顔で僅かにこちらを見つめて、つられて自分も、
はにかむぐらいはできていたかもしれない。
女の名前はひとみ。
俺のたった一人の幼馴染だ。
でも
ひとみは俺を必要としていない
(一方通行は痛えよな)
家に戻って、誰もいない食卓の明かりを付ける。
冷蔵庫に買い置きしてある惣菜を温めながら、俺は昼間揉んだ同級生の胸の柔らかさを思い出していた。

