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俺の瞳にうつしたいものは
第2章 2




ザーーーーーーー


洗面台で顔を洗い、タオルで滴を拭いながら鏡の中の自分と目が合う。

荒い癖毛に釣り上がった眉、主張の強い大きな眼球が二つ。

どうみても、俺は “イケメン” ではない。

むしろ欲深さが前面に出てる顔立ちだと思うのに。

(身近に触らせてくれる女がいるなんて、
なかなかありがてえことだよな…)

あまり面と向かって話したことはないが、
容姿は親父似だから、
あの人もそういう特性があったのかもしれない、

そんなことを思いつつ
歯磨きを済ませ、適当にシャツに着替える。

時刻は10時をまわったところだが、

午前中は小テストがあるので時間を潰すことにした





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