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俺の瞳にうつしたいものは
第2章 2


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「よお、俊二。おそようだな」

鞄を放りなげながら、クラスメイトの声を聞いて瞬く。

「なんだよ、お前が先に来てるなんて今日は雨でも降るのかよ」

「今日は天気が良かったから気分がよくてさ」

龍弥は机のふちに足を引っ掛けながら椅子をカクカク揺らす。

「転んでも知らねえからな」

「ぬはは、転んだら〜やわらかいおっぱいがうけとめてくんねえかな〜」

「バカ」

「お前にはいわれたくねえな」

悪態をつきながら笑っていると、視界の隅で
柔らかいピンクの花びらが揺れるのが見えた。

(なんだ?)

ふと顔を上げると、クラスメイトの女子二人が机に花瓶を置いていた。

「おい、なにしてんだよ。
そこはひとみの席だろ」

思わず口をついて出た言葉に、我ながら驚く。



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