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執事の育成⁈
第4章 もう1人の淳。
自分自身の事なのに、
どこか他人事のように
話す彼の事がどことなく
気になった…
そして、また次の質問をする。
菜摘『あなたの他にはどんな人格が?
その人格もあなたと同じように
今の状況が伝わっているの?』
淳『私の他ですか?
どうしてそれを
お知りになりたいのですか?
貴方の目的は、主人格の
執事としての育成では?』
菜摘『そうなんだけど、やっぱり
また同じ事があった時、
戸惑っていて、ばかりでは
困るでしょ?だから
いろいろ聞いておきたいの。』
淳『そうですか、ですが、心配は
いりません。
今回は偶然にも、この状況に
なり、私が出てきてしまった
ため、事情をお話ししていますが、
本来なら、主人格が眼鏡を
外さなければ、おこりえなかった
ことなんです。
私達は主人格が眼鏡を
かけている際には、こちらには
出てこれません。ですから、
私がまた再度眼鏡をかけた際
主人格に対して眼鏡を絶対に
外さないように、指示して
頂ければ、わたしども人格は、
身体の方に出られませんから、
もう私と、貴方がお会いする事も、
他の人格と出会うことにも
なりません。ですから、安心して
主人格の執事の育成をして頂いて
大丈夫ですよ。』
そう話した後…
少しどこかさみしそうに天井を
見上げた、淳。
けれど、すぐにまた元の表情に
戻り、こちらを見る。
どこか他人事のように
話す彼の事がどことなく
気になった…
そして、また次の質問をする。
菜摘『あなたの他にはどんな人格が?
その人格もあなたと同じように
今の状況が伝わっているの?』
淳『私の他ですか?
どうしてそれを
お知りになりたいのですか?
貴方の目的は、主人格の
執事としての育成では?』
菜摘『そうなんだけど、やっぱり
また同じ事があった時、
戸惑っていて、ばかりでは
困るでしょ?だから
いろいろ聞いておきたいの。』
淳『そうですか、ですが、心配は
いりません。
今回は偶然にも、この状況に
なり、私が出てきてしまった
ため、事情をお話ししていますが、
本来なら、主人格が眼鏡を
外さなければ、おこりえなかった
ことなんです。
私達は主人格が眼鏡を
かけている際には、こちらには
出てこれません。ですから、
私がまた再度眼鏡をかけた際
主人格に対して眼鏡を絶対に
外さないように、指示して
頂ければ、わたしども人格は、
身体の方に出られませんから、
もう私と、貴方がお会いする事も、
他の人格と出会うことにも
なりません。ですから、安心して
主人格の執事の育成をして頂いて
大丈夫ですよ。』
そう話した後…
少しどこかさみしそうに天井を
見上げた、淳。
けれど、すぐにまた元の表情に
戻り、こちらを見る。