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第9章 息子に堕とされる

びくんッ
びくッ…びくッ…


股の間に埋められたままの孝介さんの頭を内ももで挟み、大きく仰け反りながら絶頂を迎える。

前戯だけでイかされたのは今日が初めてで、自分でも驚くほどに興奮しているのが分かる。


「…あんっ…。まだ…っ…、舐めるの…？」


割れ目を再び広げられ、ペニスを受け入れるには十分すぎるほど濡れている入口をぬろぬろと舐められる。


「も…っ…、焦らさ…ないで…っ…」


火照る身体を冷ますように、捲り上げた毛布をベッドの下へと落とす。



…が、その時。

薄暗い部屋にようやく慣れてきた瞳が、予想外の光景を目の当たりにしてしまうのだった。


「…えっ…？」


愛液で濡れた唇をぺろりと舐めながら、身体を起こしたその人物。

ずっと、孝介さんだと思い込んでいたその人は──、







孝介さんの連れ子である、大河くんだった。


「っ…た、大河くん…！どう、して…っ…！」


愕然とする私に見せつけるように、パンパンに膨張したペニスを取り出して、


「…佳代さんがこんなにもいやらしい人だったなんて…。こうでもしなければ、知らないままだったな」


身を捩り、逃げ出そうとする私をうつ伏せに組み敷いた大河くん。

高校生とはいえ、私以上に力がある彼から、逃げることは出来ず……


「っ…や…。こんなのっ…、ダメ…っ」


熱い手の平でお尻を撫で回されると、イケないと分かっているのに子宮が疼いてしまう。


「…本当は欲しいんでしょ？正直に言ってよ」


腰を掴まれ、誘導されながらお尻を突き出せば、狙いを定めるように宛てがわれたペニスの熱が直に伝わる。


「…ダ、メ…っ…。大河…くん…っ」


ぬちゅ…ッ
ぬちッ…ぬちッ…

イヤイヤと首を振りながらも、正直な身体はさらに愛液を溢れさせ、逞しいペニスを咥え込もうと口を開く。