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濡れるカラダ《短編集》
第10章 彼と痴漢と快楽 ※

「なんて、聞かなくても分かってるよ。君は俺の、大切な彼女だからね」
強い力で肩を押され、仰向けに倒れた私の上へと覆い被さる彼。
貪るようなキスで唇を塞がれ、溢れ出す精液を膣内へと押し戻すように指を挿入される。
「んんっ…!」
そのまま… Gスポットを刺激され、何度も何度もイかされて──。
潮でびしょ濡れになったシーツの上、ぐったりと脱力した私を満足げな笑みで見つめる彼の瞳は、いつもに増して ギラギラと輝いて見えた。
「──君の欲望に従順なところ…、最っ高にエロくて、大好きだよ」
そして、私もまた……
彼と共に、興奮を覚えるのだった。
《完》

