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12歳年下の旦那さんとの甘い生活2
第11章 王子動物園 夜桜通り抜け

『折角やし、何か乗らへん?』
そう双子の來翔が提案して来て
乗り物券を購入して、
アトラクションに乗る事にして。
『ここに来ると…、時間が
あの頃に戻ったみたい……だね…』
変わらない遊園地エリアの
風景に…昔を懐かしみながら
双子の片割れの有翔の方は
目を細めていた。
しばし…懐かしい遊園地エリアで
童心に返って遊んだりして。
本来の目的の桜の通り抜けに戻った。
基本的に通り抜けだから
途中で立ち止まりたかったら
流れの邪魔にならないように
道の端っこの方に移動して
ちょこちょこっと写真を撮って
また流れに合流する感じで…。
『桜…綺麗だね…、満開で…』
『壮太さん…と一緒に
今年も桜が見れて良かったです…』
と…ふたりはいい感じなので
邪魔をしないようにしつつ
私達も夜桜を一緒に楽しんで。
双子が写真を撮ってくれると言うので
スマホを渡して2ショットで
写真を撮って貰って。
自分達もSNSにあげるから
写真撮って欲しいと言うので
双子の写真を夜桜をバックに撮って。
『昼間の明るい時間も良いですけど、
夜のライトアップされた桜も良いですね』
そう言って…旦那さんが
見上げている桜を、
一緒に私も…見上げて…同じ桜を見て…。
繋いでいた手をぎゅっと
旦那さんが握って来て…、
その手を…ぎゅっと握り返した。
双子はと言うと……夜桜をバックに
映える写真を撮りに来た神戸女子に
また…声を掛けられていて。
女の子を引き寄せるフェロモンでも
あの2人から出てるんじゃないかって
そんな風に…思ったりしつつ。
ライトアップされた…異人館の
ハンター邸と桜のコラボは
また…日本なんだけど異人館の街
神戸って感じのらしい風景だなって
そんな風に思いながら写真を数枚撮って。
王子動物園を後にする、
その後はまた歩いて灘駅に戻って
各駅停車で1駅の…神戸の中心街の
三宮へと移動する。
双子が予約してくれていたお店は
1階がダイコクドラッグになってる
丸い形をしたテナントビルの
5階にある
夜景×チーズ肉バル GARDEN 三宮で。

