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12歳年下の旦那さんとの甘い生活2
第2章 2025年3月14日

既に駐車場には車が結構駐まっていて。
綱敷天満宮に歩いて向かっている
人の姿もちらほらと見かける。
『今年は…大分開花が寒波の所為で
遅れてた…みたいで、今が丁度
境内の梅の見頃らしいですよ?』
「あ、そう言えば…今年は全然
梅の花のニュース見ないなって思ってたし
咲いてるのも見かけないなって…
思ってたら…開花が遅れたんだね…」
綱敷天満宮には30品種、
約120本の梅の花が植えられていて。
旦那さんが言うに、例年は、淡いピンク色の
紅冬至と言う梅の花が1月〜2月上旬に咲いて
それが終わる頃に枝垂れ梅が
咲き始めるみたいなんだけど。
今年は寒波の影響で紅冬至の開花が
かなり遅れたから両方同時に
楽しむことができるみたいで。
ほとんどの梅が同時に開花している状態は
凄いレアな年なのだそうで…。
その梅の花の共演を楽しもうと…
朝から…参拝客が…訪れていたみたい。
『僕も…早咲きのサクラのニュースとか
もうちょっとしたら桜が開花し始めるって
ニュースを観たんですけど。いやいや、
サクラの前に梅どうなったんだよって
気になって調べたら…今だったみたいで。
折角、今日は平日のお休みですし…、
ゆっくり…梅の花を楽しむのも良いかなって』
駐車場から境内の方へ移動して…、
まずは手水舎で手と口を清めて
本殿のある方へ進んで行く。
綱敷天満宮の言われは…、
菅原道真公が九州に左遷されて
航海をしている途中に
須磨の浦で高波に遭って。
一時足止めを食らっていた時に
須磨の漁師が大網で円座を作って
道真公がそれに座って休んだという
逸話にちなんで…作られたものだそうで。
実際に…その漁師さんが道真公の為に
作った縄で出来た円座を模した物が
境内にあったりとか……。
『巴ッ、これ…座って良いらしいですよ』
「遠目から見たら、
本物の縄みたいだけど縄風に
作ってあるんだね……これ…」
座って良いらしいので、
菅原道真公になった気分で
円座に座らせて貰って。
その円座の隣に何か…
ツボ…みたいな物が見えていて。
「何…??そのツボみたいな感じの…」

