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12歳年下の旦那さんとの甘い生活2
第2章 2025年3月14日


『ん?これですか?なんか壺に
思うつぼって書いてありますよ?
壺の台に願い玉は社務所にあるって…
書いてあるんで、社務所で
玉を買ってこれに入れるんじゃないですかね?』

この謎の壺は…思うつぼと言うらしく、
境内の「なすの腰かけ」「綱敷の円座」
「波乗りの祈願像」「菅原母子像」「筆塚」の
5ヶ所に設定してあって。
社務所で売られているねがい玉を
回して入れて念じれば願いが叶うらしい。

『とりあえず、社務所に拝殿を
参拝して社務所に行きましょうか…』

本殿にまず向かう事にして、
本殿に向かったんだけど…。
波乗り祈願…と掲げられている
平安スタイルの子供の像があって。
神社で波乗りでサーフボードで
平安ルックの…子供と言う…
ミスマッチのオンパレードで…、
しばらく…本殿に行くのを忘れて
その波乗り祈願を…眺めて居たんだけど。

「あ、港斗…ほら、これこれ。
波乗り祈願が気になり過ぎて
全然視界に入って来なかったけど…。
ここにも思うつぼがあるんだね…」

梅の花を観に来たはずなのに…、
謎めいた壺とか、ぐるぐる巻きの
縄の円座とかサーフボードの道真くんとか…。
後…菅原道真公と言えば牛で…、
撫で牛があるんだけど……。
ここの綱敷天満宮にも撫で牛は居るし
その向かい側に子牛がどちゃっと
群れになった?山になった?像もある。

その小さい牛さんが1頭1頭
赤いよだれかけを付けていて。
その牛の山も気になるんだけど…。

『この牛の山を撫で回すんですかね?』

「撫でるのはあっちの牛さんかなぁ…
あ、あっちにある…、
大きなナス…みたいなの…気になる…」

拝殿の前にある…人が座れる位の
紫紫したナスのオブジェがあって。
それが何が気になるかって言うと
拝殿で参拝した人が、そのなすびに
腰かけて写真を撮ったりしていて。

色が色だし形も形だから
かなり異彩な存在感があるんだけど。

『梅を観に来たはずなのに…、
梅に辿り着けませんね…僕達…』

この…座れるなすびは…、
”なすの腰かけ”と言うそうで。
なすと成すが似ていて、なすの花は
ひとつも無駄がなく実がつく事から
どんな願い事でも叶うのだそうで。

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