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12歳年下の旦那さんとの甘い生活2
第4章 そして迎えた当日の朝

衝立の向こう側から、旦那さんの
ヘアセットを担当するスタッフさんの
声が聞こえてる。私の旦那さんは…
何もしなくてもイケメンだからなぁ…とか。
そんな事を考えながら、着けて来た
ブライダルインナーはビスチェと
フレアパンツの物なんだけど。
上は…タイトなデザインだから
ビスチェの部分のフォックを…
締め直しされてしまって…。
『苦しいと思いますけど…
ガマンですよぉ~』
と言いながら遠慮なくグイグイと
ビスチェのウエスト部分を締めて来て。
プレのメイクとかの時はそんなに
強く締めてなかったじゃんって
私は内心思っちゃったんだけど…。
ウエストをギュウギュウと
締め上げられて、それから
ズボッとビスチェに…手を突っ込まれて
下から…お肉をカップ部分に
寄せて寄せて持ち上げて
ぐいぐいとお肉を…背中やわき腹から
集めて来る感じで…おっぱいを…
ある意味…作られてしまったんだけども。
『ホラ、どうですか?
さっきまでよりも…おっぱい
大きくなってると思いませんか?』
選んだドレスは王道のプリンセスラインの
ストレートビスチェの形のドレスで。
選びに行ったドレスのショップで
一目惚れしちゃったドレス。旦那さんは
前の時に分かったようにマーメイドが
好きなんだろうけど。前撮りの時と
アトアでの挙式の時に自分が好きなのを
選んだ感じだったから。今日は
巴が着たいドレスでって言ってくれて。
ありがたく…花嫁さんって言う
イメージのプリンセスラインのドレスにした。
とは言えまだ3月だし、デコルテも
肩も丸出しになる形のドレスだから
ある意味…フライデッキじゃなくて
室内になったのは良かったのかも?
ゲストをお迎えする時と、
食事会的な披露宴の時は
寒くない様にウエディングショールの
長袖のやつを用意している。
これをドレスの上から羽織るのは
コンチェルトさんのプランナーさんにも
許可は得てある。
長袖の…ボレロとショールの間みたいな
そんなデザインでAmazonで
売ってたやつなんだけども…。
うちのおかあさんが…そのままじゃ
あれだからって…それにお花のレースを
足してくれてビジューやパールを
色々と足してくれたもの…。

