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12歳年下の旦那さんとの甘い生活2
第1章 巴の憂鬱

今月に入ったぐらいから
3人ぐらい聞かれたんだけど…。
他にも色々してるから、
正直…何が効いているのか…
分からないんだよなぁ……。
ズボラな…巴姉でも…3分なら
我慢出来るでしょ?て言われて
クオリティファーストってやつの
シートパックオススメされて…。
それは夜に使ってて、
朝にハイドラルルルン使えって
紫色のやつを…って…言われて…。
良く分からないけど…それが
人気あるやつらしくて…、
それを朝に…使ってるんだけど…。
ドリンクと一緒に…これを…って
これを週1回夜にって言われて
9って番号が書いてある
なんか…上下にパーツが分かれてて
耳に引っ掛けるパックを貰ったんだけど。
旦那さんがそれつけてたら
凄い大笑いするんだけど…ね…。
『巴……、その…この間ぐらいから
思ってたんですけど、
肌の色…なんだか、前よりも
ちょっと…白くなってませんか?』
「え?…そ…、そうかな??…
今月…入った位から…それ…
仕事場の人にも…言われるんだけど…。
毎日見てる港斗が言うんだったら
本当にちょっと白くなってるのかも?」
ドリンクのお陰なのか、
パックお陰なのか
点滴のお陰なのか、それとも
美咲さんのエステのお陰なのか…。
どれのお陰なのか…分からないけど…。
『この辺りも…いい感じに…
絞れて来てますね…、巴…』
そう言いながら両手を
こっちの腰に当てて来て
スルスル~っと滑らせて行く。
「そっ…それは…やっぱり…、
素敵な…ドレス……選んだんだし…。
その…やっぱり…自分の…人生の
中で特別な日…だから…一番…」
『綺麗な…巴で居たいって事ですね?
大丈夫ですよ、巴。僕の奥さんは
世界で一番…可愛いし綺麗ですよ…』
そう…旦那さんがニコニコで
私に言って来たけど…流石に
それは盛り過ぎ…と思ってたのが
顔に出てしまっていたみたいで…。
『と、巴?…ダメでしたか?』
「別に…ダメじゃ…ないけど…、
流石に……世界一は…無理あるかなって」
『無理じゃないですって、巴。
僕の中では…いつでも、巴が
一番ですよ?当たり前じゃないですか…』
ね?と言って笑っているから
やっぱり…私の旦那さんは…
こう…ブレないなって思いつつ。

