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12歳年下の旦那さんとの甘い生活2
第6章 ラ・スイートの特別な部屋

彼が…勤めている病院の整形に
腕がいいと評判の先生が居るので。
良かったらと…彼が言ってくれて。
おじいちゃんの膝の具合が良くなれば
一緒に…有馬温泉でも…、この
ラ・スイートの姉妹ホテルでもある
みなと温泉蓮にでも行きましょうと
そんな話をして…くれて。
おじいちゃんも…年の所為だから
ってあきらめないで…
治療頑張ってくれる気に
なってくれたからおばあちゃんも
嬉しそうにしていたし…。
通院のついでにランチでも
したいからおすすめの店を
教えて欲しいとおばあちゃんに言われて。
彼が職場で評判のいいお店を
何軒がおばあちゃんに教えていて。
スープの次に運ばれて来たのは、
凄い分厚い牛タンの炭火焼。
『牛タンめっちゃ美味いですね…』
「うん、凄い…厚切りで美味しいね…」
その後は、牛肉と地元の兵庫の
お野菜を煮込んだ物。
サラダも…色とりどりなお野菜で
綺麗な…感じに盛りつけられていて
ラ・スイートの…中にあるだけは
あるなぁって感じ
メインのお肉は…サーロインと
フィレかサーロインとミスジの
2種類が頂けるみたいなんだけど。
おじいちゃんおばあちゃん達は
サーロインをミスジにして貰てて
彼は追加料金でお肉多めにして貰ってた。
コースには無い…フォアグラの
ステーキを目の前で焼いてくれて
これは…彼のおじいちゃんの
大好物なのだそうで…。
サーロインの脂は応えるけど
これは何歳になっても食べられると
美味しそうにフォアグラを食べていて。
ここでのお食事会が決まった時に
コースに追加をして貰ったのだそう。
一体…一人分は幾らなんだろうって
そんな事を考えたりしながら。
彼のおじいちゃんおばあちゃんにも
1年に1回ぐらいしか会えないから
この顔ぶれで食事をする事ができるのは
恐らく最初で最後になるだろうので。
彼もこの…顔ぶれで美味しい物を
食べたって言う思い出が
残る様にしてくれたのかなって
そんな風に思ってたんだけど…。
ご飯物も…
白ご飯とお味噌汁とお漬物か
そうめんかにゅうめん、
ガーリックライスで
選ぶ事が出来るみたいで…。

