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12歳年下の旦那さんとの甘い生活2
第6章 ラ・スイートの特別な部屋

旦那さんは勿論に大盛の
ガーリックライスにしてたんだけど。
僕ガーリックライス食べるんで、
巴も食べて下さいと言われて
ガーリックライスになったんだけど。
ご飯物を頂いた後はデザートプレートと
コーヒーを頂いて、コースは終了で
お互いの祖父母を交えた
食事会は終了してプレミアガーデンの
お部屋に戻って来る。
「ねぇ、港斗…そう言えば…だけど
今日は奏多君はどうしてるの?」
『ああ、奏多ですか?奏多は
紫門と一緒に三宮で遊んでから
西宮に泊まるみたいでしたよ?』
あの2人はいつもどこかに
お泊りに行ったりしても一緒だし
仲良しだから西宮のお家で
2人で過ごす方が楽しそうだし…。
「妹も…スパでお風呂にゆっくり
入らせて貰ってエステも旦那さんが
予約してくれたみたいで喜んでたよ」
『なんか、スイートルームは…
部屋に施術ベッドがあって
部屋でエステ受けられるらしいですよ…』
彼が用意した部屋は…スイートじゃ
なかったみたいだけど…。彼の
ご両親が折角だからって…
アップグレードをしてたみたい…で
彼のLINEにスイートルームの
お部屋の様子が送られて来ていて。
雨の結婚式にはなっちゃったけど
雨の神戸港の夜景も…なんだか
幻想的に見えて…それはそれで
良いのかなって…ゲストが
みんな喜んでくれて良かったなって
そんな風に思いながら。
『昨日のバラもありますし、
お風呂…お湯張りして入りましょうよ』
「うん、じゃあ…お湯張りして来るね」
『コーヒーはさっき飲みましたし、
僕はお茶でも淹れてますね…』
コンコンっとドアをノックする
音と外から呼びかける声が聞こえて。
彼がその対応に出ると、
ホテルのスタッフの人が
四角いガラスのプレートを持って
お部屋のテーブルの上に置いて行って。
「って、これ…もしかして…」
『はい、ダイエット…今日まで
頑張って来ましたし…。今日ぐらいは…
2人の記念日らしい事しても
許されるんじゃないかなって思ったんで』
「バラの花束も用意してくれたのに?」
『今日まで…準備も沢山
一緒に頑張りましたからね。
そのご褒美ですよ、…巴』

