この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛の時間 ○○連発
第27章 女性アイドルがプロデューサーに犯される

CDデビュー出来るかもとマネージャーの樹(いつき)が言ったので
夏美は目を輝かせて「ほんとですか?」と聞き返した。

CDデビューは夏美の念願だった。

そんな嬉しいニュースを伝えているというのに、
樹の表情は暗かった。

「夏美ちゃん…CDデビューの為に、
どんなに嫌なことがあっても乗り切るんだよ。いいね?」
と、なにか含みのある言い方で話した。

生放送は快調に進んでゆく。

CMの合間の内緒で付き合っているディレクターの白川とのアイコンタクトも幸せだった。

CDデビューすれば
更に仕事が増えて忙しくなるだろう…

暇な時間など無くなり、彼と電話で話せない日も
多くなるかもしれなかった。

彼と幸せな時間が欲しい…
でも、夢は追いかけたい…
夏美の心は揺れ動いていた。

『あれ?夏美ちゃん、疲れてきたのかな?
表情に影があるじゃないか…』

調整室のガラス越しに
夏美の表情が暗くなったのを白川は感じていた。

と、その時だった。

プロデューサーの八木が
若手のディレクターを連れて部屋に入ってきた。

「白川ちゃん、お疲れ~~。
いつも深夜まで大変だねえ。
あ、彼は新人の相川ちゃん」

そう言って若手ディレクターの相川を紹介した。
相川なら白川も知っていた。

八木にべったりくっついている
腰ギンチャクのような男だった。

「白川ちゃ~ん。
今夜は相川ちゃんにこの後をやらせてあげてよ。
ほら、この仕事ってさあ
何事も経験がものを言う世界じゃない?
彼に場数を踏ませてあげたいんだよねえ~。
白川ちゃんも、たまには早く帰りたいでしょ?
ね、悪い事は言わないからさあ、彼とチェンジしてよね」

口調は穏やかなものの、
目には有無を言わせぬ鋭い眼光が白川を射抜いた。

元より、彼に逆らえるはずもなく、

「わかりました。お願いします」
と席を相川に譲った。  

ラジオブースの中から、
白川が席を立って退室するのが見えた。

夏美は、
なにか用事でも出来たのだろうかと訝しがった。

彼の代わりに席に着いたのは
インテリ風の痩せた小柄な男だった。

その彼から
『あと2分でCM行きま~す』
とヘッドホンから指示が飛んできた。
/713ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ