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第52章 仕事の依頼を体で支払う女

「ほら、シャワーをかけるわよ」

少しシャワーの温度を熱めにして鮫島の股間に浴びせかける。

「あちっ、あちい！」

「おおげさね、そんなに熱くもないでしょ？」

そういえば温度の確認をしていなかったっけ…
菜々は、そんなに熱いのかしら？と
シャワーの水流を自分の手にかけてみた。

「あつっ！」

なるほど、鮫島が飛び上がるほど熱がるのも無理はないなと思った。
この温度をいきなり股間にあびせかけられたのだから、そりゃあ、熱かったわねと
そう思うとなぜか笑いが込み上げてくる。

「笑い事じゃないですよ！」

憮然としながらも高温のお湯で赤くなったペニスを
手で大事そうにさすっていた。

「ごめん、ごめん…
じゃあ、お詫びに丁寧に洗ってあげるから」

手のひらでシャボンを泡立たせて
両手で挟み込むようにしてペニスを擦ってあげる。

熱いお湯をかけられて、一度は萎んだペニスだったが、菜々の手の動きに素直に反応して手の中で暴れさせてくる。

「ほらほら、じっとさせなさいよ」

まるでダメな弟を叱りつけるようにして
これからしゃぶらなければいけないペニスをせっせと洗った。

「うっ…菜々さん、そんな風にされたら…」

「えっ？何？」

菜々が見つめる亀頭の裂け目が
まるでミサイルの発射口みたいに微かに開くと
待ってましたとばかりに白い飛沫(しぶき)が
激流となって菜々の顔に打ち付けてきた。