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淫らに舞い堕ちる花びら 宮澤舞凪
第5章 見られて

逮捕されたオジサン。そのオジサンの息子という方が示談を持ちかけてきた。そして、被害届を舞凪は取り下げた。
500万円という示談金。それは舞凪の将来の進学資金になった。そして、オジサンは息子さんが住む某県に引き取られて、施設に入ったと聞いたのは、あの事件後の二週間後。世の中は盆という時期だった。受験生に盆も正月もない。
あれ以来、舞凪は痴漢に遭うことはなかった。そのかわり、視線が集まることが増えた。それくらいあの事件の噂は広がっていた。SNSでも事件は拡散していた。舞凪は知らなかった。舞凪の同級生たちも知らなかった。あの事件のときの野次馬が撮った写真もSNSで拡散していた。
「世も末かジジイが路線バスで痴漢」「老人でさえ燃えさせる巨乳女子中学生」「グラビアアイドル級女子中学生の衝撃」などのタイトルと、路線バスをバックにたたずむ舞凪の立ち姿の写真。バス停ということもあって市役所が設置した防犯灯やバス停に設置された照明、バスの窓の明かり、警察車両のヘッドライトなどで明るい路上。まるで舞台に立っているような状況。たった一枚の写真。それが、シェアされていった。「〇〇交通〇〇〇〇〇停留所」という映り込んだバス停の名前とともに。結果、あの辺りに巨乳の中学生がいるということ。そして、陰になっているものの舞凪の顔の輪郭と、微かに映る痴漢されて困惑していた舞凪の表情とともに。
夏期講習。残りの期間。最寄り駅のあの時間帯のバスになぜか行列が。しかも、男性が多かった。でも、さすがに、あのオジサンのように触ってくるバカはいなかった。ただ、立っている舞凪の姿を見ているだけ。
そのうち、SNSにバスに乗っている舞凪の写真がアップされ、バス停で降りる姿や、駅のホームからバスターミナルに向かって改札口を通過する舞凪の姿もアップされ、顔も明らかになると、
「可愛い」
「丸顔のロリ顔、最高」
「色白美人」
「ロリ巨乳の小悪魔」
などの文字がSNSでコメントされるように。それでも、名前まではバレなかったのは救いだった。男達には、ジジイが捕まったことが脳裏にあった。特に若いサラリーマンにとって、痴漢で逮捕は、そこで「人生終了」を意味した。
500万円という示談金。それは舞凪の将来の進学資金になった。そして、オジサンは息子さんが住む某県に引き取られて、施設に入ったと聞いたのは、あの事件後の二週間後。世の中は盆という時期だった。受験生に盆も正月もない。
あれ以来、舞凪は痴漢に遭うことはなかった。そのかわり、視線が集まることが増えた。それくらいあの事件の噂は広がっていた。SNSでも事件は拡散していた。舞凪は知らなかった。舞凪の同級生たちも知らなかった。あの事件のときの野次馬が撮った写真もSNSで拡散していた。
「世も末かジジイが路線バスで痴漢」「老人でさえ燃えさせる巨乳女子中学生」「グラビアアイドル級女子中学生の衝撃」などのタイトルと、路線バスをバックにたたずむ舞凪の立ち姿の写真。バス停ということもあって市役所が設置した防犯灯やバス停に設置された照明、バスの窓の明かり、警察車両のヘッドライトなどで明るい路上。まるで舞台に立っているような状況。たった一枚の写真。それが、シェアされていった。「〇〇交通〇〇〇〇〇停留所」という映り込んだバス停の名前とともに。結果、あの辺りに巨乳の中学生がいるということ。そして、陰になっているものの舞凪の顔の輪郭と、微かに映る痴漢されて困惑していた舞凪の表情とともに。
夏期講習。残りの期間。最寄り駅のあの時間帯のバスになぜか行列が。しかも、男性が多かった。でも、さすがに、あのオジサンのように触ってくるバカはいなかった。ただ、立っている舞凪の姿を見ているだけ。
そのうち、SNSにバスに乗っている舞凪の写真がアップされ、バス停で降りる姿や、駅のホームからバスターミナルに向かって改札口を通過する舞凪の姿もアップされ、顔も明らかになると、
「可愛い」
「丸顔のロリ顔、最高」
「色白美人」
「ロリ巨乳の小悪魔」
などの文字がSNSでコメントされるように。それでも、名前まではバレなかったのは救いだった。男達には、ジジイが捕まったことが脳裏にあった。特に若いサラリーマンにとって、痴漢で逮捕は、そこで「人生終了」を意味した。

