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淫らに舞い堕ちる花びら 宮澤舞凪
第5章 見られて
え?そこって


驚く舞凪。


わたしを見て?


疑問に思う舞凪。と同時に、心臓がバクバクしてしまう舞凪。


怖いから?違う。怖いからじゃない。


自問自答する舞凪。作業員風の男のさらに向こうが側に立つ20歳代のリクルートスーツの男の股間も膨れているが目に入った舞凪。作業員風の男と視線が重なった舞凪。その男が微かに口元を動かした。意味ありげに舞凪を直視する作業員風の男。リクルートスーツの男も顔を下げていたが、視線だけは舞凪を直視していた。そして、その頬が動いて、フッと息を吐く様子が見て取れた。

何気なくを装い視線を回転させた舞凪。男たちは、誰も、同じ。股間を膨らませ、表情こそ、少しずつ違うものの、大胆に舞凪を直視していた。


どうして?中学生らしい恰好で、バストの大きさもわからないようにしているのに。


舞凪は驚きを通り越して、困惑していた。なぜなら、股間が膨らむということは、男たちは、舞凪を性的な対象として捉えているということだから。中学生なのに?多数の男から同時に股間を膨らました状態で直視されている以上、自覚せざるを得なかった舞凪。


わたしは、女として見られていると。


意識の中では、子供だった舞凪。でも、周囲の男たちは、そんな風には思ってはいない。思わず大きな溜息を吐いた舞凪。


どうして、こうなったの?やはり、バストもヒップも大きいから?ブラジャーでバストの大きさは誤魔化せても、ヒップの大きさは誤魔化せない?それとも、あのオジサンに痴漢されたことがバレている?それとも、あのオジサンと知り合い?


集まった男たちから見て、舞凪のこのときの困惑した表情は、性的な刺激でした。可愛い女の子が、自分たちの視線を意識して、困惑するというシチュエーションは、男たちの性的欲求を搔き立てました。

眉を寄せて、頬を染め、俯き、溜息を吐く舞凪。本人は意識していないのですが、男たちのサディズムを刺激していました。

と同時に、舞凪も困惑の果てに、男たちの視線によって恥ずかしくなってきて、さらに、困惑するという状況に陥りました。


そんなに見ないで。恥ずかしいから。やめて。こっちを見ないで。


舞凪の頭の先から靴の爪先まで舐め回すように遊弋する視線、視線、視線、視線。
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