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臨時ヌードモデル~梨果14歳の一年~
第54章 トラブルメーカー美月

「……わかった、わかったから出てきて。」
「梨果とおじちゃんに謝って。」
「梨果ちゃんと梨果ちゃんの叔父様、先日は失礼しました。あの事件もお二方が悪くないのは解ってはいるのですが……」
「お母様の気持ちはわかります。セクシャルな事件でしたし、私たちも事件の当事者なのは間違いないので……ただ父は私との接触を禁じられていますし、この家に来ることはないので問題になることはないと思います。」
「……ええ、梨果ちゃん、わかったわ。」
「ここだけの話、私の妻は警察の関係者なのです。その意味でも梨果をここで保護をしているわけです。」
「そういうことでしたか、警察のご関係とは……」
「美月さん、出ておいで。お母様は約束を果たしたよ。」
「……」
返事がない。
「美月?……どうしたの?」
梨果が呼んでも反応がない。
「スー、スー、スー……」
「これ、寝てない?」
「え?」
「寝ましたね。ウチの娘、泣くとすぐ寝てしまうのです。しかもいくら起こしても起きません。」
先ほどとは打って変わって事務的な解説をする母親。
「えっ!赤ちゃんみたい。」
「一度寝た娘は大地震が起きたとしても起きません。」
「ちょ!お母様?!」
「なんか私おトイレしたくなってきちゃった……」
「えっ!梨果?!こんな時に?」
「わたくし、このあと約束があるのでこれで失礼します。また改めて参ります。」
「え?え?娘さんは?」
「申し訳ありませんが今日のところはよろしくお願いします。」
「えぇ~!!」
美月の母親は去っていった。
「ええ~!!」
「美月~!起きて!私漏れそう……」
「梨果、もう浴室でするしかないよ。」
「ええっ!それはちょっと……美月~!美月~!」
ドンドンドン
「梨果とおじちゃんに謝って。」
「梨果ちゃんと梨果ちゃんの叔父様、先日は失礼しました。あの事件もお二方が悪くないのは解ってはいるのですが……」
「お母様の気持ちはわかります。セクシャルな事件でしたし、私たちも事件の当事者なのは間違いないので……ただ父は私との接触を禁じられていますし、この家に来ることはないので問題になることはないと思います。」
「……ええ、梨果ちゃん、わかったわ。」
「ここだけの話、私の妻は警察の関係者なのです。その意味でも梨果をここで保護をしているわけです。」
「そういうことでしたか、警察のご関係とは……」
「美月さん、出ておいで。お母様は約束を果たしたよ。」
「……」
返事がない。
「美月?……どうしたの?」
梨果が呼んでも反応がない。
「スー、スー、スー……」
「これ、寝てない?」
「え?」
「寝ましたね。ウチの娘、泣くとすぐ寝てしまうのです。しかもいくら起こしても起きません。」
先ほどとは打って変わって事務的な解説をする母親。
「えっ!赤ちゃんみたい。」
「一度寝た娘は大地震が起きたとしても起きません。」
「ちょ!お母様?!」
「なんか私おトイレしたくなってきちゃった……」
「えっ!梨果?!こんな時に?」
「わたくし、このあと約束があるのでこれで失礼します。また改めて参ります。」
「え?え?娘さんは?」
「申し訳ありませんが今日のところはよろしくお願いします。」
「えぇ~!!」
美月の母親は去っていった。
「ええ~!!」
「美月~!起きて!私漏れそう……」
「梨果、もう浴室でするしかないよ。」
「ええっ!それはちょっと……美月~!美月~!」
ドンドンドン

