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臨時ヌードモデル~梨果14歳の一年~
第54章 トラブルメーカー美月

40分くらいして梨果が帰ってきた。
「美月、先生もみんなも心配してたよ。」
「ごめんなさいなの。梨果、この間はお母さんが酷いことを……」
「ううん。美月のお母さんの言いたい事もわかるから……」
「梨果は悪くないし、梨果がウチの学校に通い続けられるのおじちゃんのおかげだって聞いてるもん!それなのに……酷い!お母さんを許さない!」
ピンポンピンポンピンポーン♪ガンガンガンガン!
誰かがきた。凄い勢いだ、間違いなく美月の母親だろう。
「はい。」
玄関の扉を開ける。
「ウチの娘を返しなさい!美月ー!出てきなさい!」
「やだ!お母さんを絶対許さない!」
「失礼します!」
母親は私を押しのけてうちに上がり込み、美月の声がした居間に入る。
「美月!帰るわよ!来なさい!」
「やだ!ここにいる!」
すばしっこく居間を出て廊下を走って行った。追いかける母親。
「お母様!落ち着いて!」
「梨果ちゃんは口を挟まないで!」
美月は廊下の奥のトイレに鍵をかけて籠もってしまった。
(やっとトイレの場所覚えたのね。)
ドンドンドン
「美月!開けなさい!」
「やだ!梨果とおじちゃんに謝って!じゃないとお母さんを絶対許さない!今の私がいるのも梨果のおかげ!梨果と一緒にいられるのはおじちゃんのおかげ!事件のことだって梨果が悪いわけじゃない!えぇーん、えーん……」
トイレの中で泣き出してしまった。
「美月、先生もみんなも心配してたよ。」
「ごめんなさいなの。梨果、この間はお母さんが酷いことを……」
「ううん。美月のお母さんの言いたい事もわかるから……」
「梨果は悪くないし、梨果がウチの学校に通い続けられるのおじちゃんのおかげだって聞いてるもん!それなのに……酷い!お母さんを許さない!」
ピンポンピンポンピンポーン♪ガンガンガンガン!
誰かがきた。凄い勢いだ、間違いなく美月の母親だろう。
「はい。」
玄関の扉を開ける。
「ウチの娘を返しなさい!美月ー!出てきなさい!」
「やだ!お母さんを絶対許さない!」
「失礼します!」
母親は私を押しのけてうちに上がり込み、美月の声がした居間に入る。
「美月!帰るわよ!来なさい!」
「やだ!ここにいる!」
すばしっこく居間を出て廊下を走って行った。追いかける母親。
「お母様!落ち着いて!」
「梨果ちゃんは口を挟まないで!」
美月は廊下の奥のトイレに鍵をかけて籠もってしまった。
(やっとトイレの場所覚えたのね。)
ドンドンドン
「美月!開けなさい!」
「やだ!梨果とおじちゃんに謝って!じゃないとお母さんを絶対許さない!今の私がいるのも梨果のおかげ!梨果と一緒にいられるのはおじちゃんのおかげ!事件のことだって梨果が悪いわけじゃない!えぇーん、えーん……」
トイレの中で泣き出してしまった。

