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第62章 梨果とセックス三昧

「さっきのエプロンもそうだけど梨果さんもちょっとした有名人なんだからそろそろああいう奇行は自粛しないとダメだよ。」

「き、奇行？！奇行？！」

「もう誰がどこで見てるかわからないんだよ？」

友也に説教される梨果。

「はぁい……」

「しかも今度はCMに出るんでしょ？」

「あっ！そうだった。おじさん撮影いつだっけ？」

すっかり忘れていた様子の梨果。

「次の日曜日だよ。」

「あわわっ、肌の調子を整えておかないとなー」

「その前に今週末は学内音楽会があるんでしょ？」

いつの間にかしっかりお兄ちゃんしてる友也。

「うん……」

トーンを落とす梨果。
私も音楽会の話は知ってたが今週末とは初耳だった。

「え？音楽会いつ？」

「土曜日の午後だよ、梨果さん父さんに言ってなかったの？」

「忘れてた……おじさん、土曜日学内音楽会あるから良かったら観にきて。」

おそらく梨果は処女喪失の事で頭がいっぱいで色々な事を失念していたのだろう。

「わかったよ。場所は？」

「ウチの学校。正門を入って右に行くとホールがあるの。案内図あるからすぐわかるよ。」

「その日は俺も観に行くから。」

友也も奏音に誘われているらしい。