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臨時ヌードモデル~梨果14歳の一年~
第64章 CM撮影当日

2人の着替えを待って街に出ると、近くのレストランに3人で入った。
「なんか高級そうだけどおじさん大丈夫なの?」
個室に区切られた客室のレストランだった。ゆっくり話すのには丁度いい。
注文を済ませて美幸が話し始めるのを待つ。
「おじさん、またビール飲むの?」
「ビールがないとおじさんは生きて行けないのだよ。」
「はぁ……」
今日の撮影での出来事を聞きながら食事をした。
食事も終わりに差し掛かってから美幸は改まって口を開いた。
「おじさま、そして梨果ちゃん。話というのは……」
美幸が口ごもった。
「……河海社長に芸能事務所を紹介していただく条件に身体の関係を求められました。」
「えっ!?意味分からない。そんなベタな話しを美幸ちゃん信じるの?」
「今日その事務所の人にも会わせてもらいました。名刺もいただきましたが誰もが知る有名なタレント事務所の人でした。」
「社長の言うことには嘘はないと?」
「はいそうです。既に所属を約束されました。」
「絶対おかしい、そんな女の子の夢を食い物にしてヒドいよ。美幸ちゃん絶対やめた方がいいよ!」
「でもいわゆる“前払い”を受け取ってしまったわけだね。今更断れないということを言いたいのでしょ?」
私が言及する。
「そうなのです。」
子ども相手に汚い手を使ったものだ。
「それに加えて……梨果ちゃんに謝らなきゃいけないことがあるの。」
「何?」
「もう一つの条件として今回のCMは私をメインにしてくれるように頼んだの。社長は私の身体を求められるならとOKしてくれた。ごめんなさい梨果ちゃん。それもその方向で先ほど撮影は終わってしまいました。もう逃れられません。」
「なるほど、それで美幸ちゃんが主役にね。むしろその方が結果的には自然だったけど……」
それに関して梨果はさほど気にしていないようだった。
私は美幸が求めているものの価値がわからないでいた。
「なんでそんなことの為に大事な身体を……」
なので思わず言葉選びを間違えてしまった。
「お、おじさん!」
「なんか高級そうだけどおじさん大丈夫なの?」
個室に区切られた客室のレストランだった。ゆっくり話すのには丁度いい。
注文を済ませて美幸が話し始めるのを待つ。
「おじさん、またビール飲むの?」
「ビールがないとおじさんは生きて行けないのだよ。」
「はぁ……」
今日の撮影での出来事を聞きながら食事をした。
食事も終わりに差し掛かってから美幸は改まって口を開いた。
「おじさま、そして梨果ちゃん。話というのは……」
美幸が口ごもった。
「……河海社長に芸能事務所を紹介していただく条件に身体の関係を求められました。」
「えっ!?意味分からない。そんなベタな話しを美幸ちゃん信じるの?」
「今日その事務所の人にも会わせてもらいました。名刺もいただきましたが誰もが知る有名なタレント事務所の人でした。」
「社長の言うことには嘘はないと?」
「はいそうです。既に所属を約束されました。」
「絶対おかしい、そんな女の子の夢を食い物にしてヒドいよ。美幸ちゃん絶対やめた方がいいよ!」
「でもいわゆる“前払い”を受け取ってしまったわけだね。今更断れないということを言いたいのでしょ?」
私が言及する。
「そうなのです。」
子ども相手に汚い手を使ったものだ。
「それに加えて……梨果ちゃんに謝らなきゃいけないことがあるの。」
「何?」
「もう一つの条件として今回のCMは私をメインにしてくれるように頼んだの。社長は私の身体を求められるならとOKしてくれた。ごめんなさい梨果ちゃん。それもその方向で先ほど撮影は終わってしまいました。もう逃れられません。」
「なるほど、それで美幸ちゃんが主役にね。むしろその方が結果的には自然だったけど……」
それに関して梨果はさほど気にしていないようだった。
私は美幸が求めているものの価値がわからないでいた。
「なんでそんなことの為に大事な身体を……」
なので思わず言葉選びを間違えてしまった。
「お、おじさん!」

