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臨時ヌードモデル~梨果14歳の一年~
第70章 一泊温泉旅行①

列車を乗り継ぎ都心へ向かう。
梨果は清楚なスカートにピーコートを羽織り珍しく黒のストッキングを穿いていた。
美月は寒がりなのかスカートだがブーツで肌は見せず、ダッフルコートの中にも相当着こんでいるようだった。
奏音は長身を生かしたパンツスタイルで、中学生離れしたスタイルはまるでデキるOLのようだった。
友也はとにかく全身黒だった……
都心に着き特急に乗り込む。
「うわー!凄いねこの電車!眺めがいい。」
「おおー!」
「展望車を予約したからね。眺めは最高だよ。でも新車両には展望車が無いんだよね。でね、これは旧車両なんだけど車両とダイヤを調べてちょうどいい時間の予約が」
「わぁ!見て見て!速い!もう多摩川だよ。」
「って誰も聞いてないねぇ……」
子供たちは車両の先頭に集まって風景を楽しんでいた。
(まぁ喜んでくれているようで何より。)
あんな事にならなかったら美幸も誘いたかった。あの4人に混ざって笑う美幸を想像して目頭が熱くなった。
「私お菓子買ってきたからみんなで食べようよ。」
先頭の座席で少年少女4人は楽しそうに車内の時間を過ごしていた。
私は1つ後ろの席で物思いに耽っていた。
「そういえば奏音はご両親に何て言って来たの?」
友也は彼女がどうやって今回の旅行の許可を得たのか気になっていた。
「普通に友達と旅行に行くって言ってきたよ。梨果の家族も同伴だと言ったらOK出た。さすがに彼氏も一緒とは言えなかったけど……でもウソはついてないから無罪。」
「ははは……そっか。よかった。美月さんは何て言って来たの?」
「奏音とだいたい一緒かな。彼氏と一緒とは言えなかったけど……」
「ちょっと美月、彼氏って誰?」
「おじちゃん。」
「……はいはい。」
梨果は苦笑しながらも女王の余裕を見せていた。
「昨日美月さんのお母様から電話があったよ。よろしくって。」
昨日の夕方に家の電話にかかってきたことを美月に伝えた。
「もう……お母さんてば。わたし子供みたいじゃん。」
(パッと見は小学生だからなあ……)
梨果は清楚なスカートにピーコートを羽織り珍しく黒のストッキングを穿いていた。
美月は寒がりなのかスカートだがブーツで肌は見せず、ダッフルコートの中にも相当着こんでいるようだった。
奏音は長身を生かしたパンツスタイルで、中学生離れしたスタイルはまるでデキるOLのようだった。
友也はとにかく全身黒だった……
都心に着き特急に乗り込む。
「うわー!凄いねこの電車!眺めがいい。」
「おおー!」
「展望車を予約したからね。眺めは最高だよ。でも新車両には展望車が無いんだよね。でね、これは旧車両なんだけど車両とダイヤを調べてちょうどいい時間の予約が」
「わぁ!見て見て!速い!もう多摩川だよ。」
「って誰も聞いてないねぇ……」
子供たちは車両の先頭に集まって風景を楽しんでいた。
(まぁ喜んでくれているようで何より。)
あんな事にならなかったら美幸も誘いたかった。あの4人に混ざって笑う美幸を想像して目頭が熱くなった。
「私お菓子買ってきたからみんなで食べようよ。」
先頭の座席で少年少女4人は楽しそうに車内の時間を過ごしていた。
私は1つ後ろの席で物思いに耽っていた。
「そういえば奏音はご両親に何て言って来たの?」
友也は彼女がどうやって今回の旅行の許可を得たのか気になっていた。
「普通に友達と旅行に行くって言ってきたよ。梨果の家族も同伴だと言ったらOK出た。さすがに彼氏も一緒とは言えなかったけど……でもウソはついてないから無罪。」
「ははは……そっか。よかった。美月さんは何て言って来たの?」
「奏音とだいたい一緒かな。彼氏と一緒とは言えなかったけど……」
「ちょっと美月、彼氏って誰?」
「おじちゃん。」
「……はいはい。」
梨果は苦笑しながらも女王の余裕を見せていた。
「昨日美月さんのお母様から電話があったよ。よろしくって。」
昨日の夕方に家の電話にかかってきたことを美月に伝えた。
「もう……お母さんてば。わたし子供みたいじゃん。」
(パッと見は小学生だからなあ……)

