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第76章 一泊温泉旅行⑦

「……キミ中学生でそんな清楚な姿なのに色々経験済みなの？」

「まあ……１人の男性だけにですが、毎日可愛がってもらっているので。」

「へ、へぇ……」

「う、羨ましい……」


「ね、ねえキミ。」

仕切っていた青年たちを掻き分けて現れた小柄な中年男が梨果に問いかけた。

「なんですか？」

突然現れた腹の出た小さな勃起の男に皆が注目する。

「お、おまんこも……見せてくれない？」

男たちの総意を述べるその男。浴場全体が一瞬静まり返る。

すると梨果はこう答えた。

「ごめんなさい無理です。私のココを見た男の人は必ず気を狂わせてしまうので。」

「ま、まさか……」

「必ずって……」

「必ずです。」

「本当にキミ何者なの……」

「中学生でヌードモデルです。」

「うーん……キミどこかで見た気が……」

「その眼鏡外してみてよ。」

「い、いえそれもちょっと……」

「もしかしてテレビ出てない？」

「あっ！河海塾のCMだ！」

「マジか！あぁ、あのセーラー服の子か！」

(やれやれ、そろそろ梨果の“おイタ”の時間も潮時だな。)

梨果の前に出て行く。