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臨時ヌードモデル~梨果14歳の一年~
第85章 新生クロッキー会①

会場となる創作室へ入る、なるほど確かにコミュニティーセンターのあの部屋に酷似していた。しかも作られた例の“舞台”までそのままだ。
「梨果……大丈夫?」
梨果の顔を見るとあの記憶が蘇ったのか強張っているのがわかった。更にここにいる面子は特別クロッキー会とほぼ同じだ。
「う……うん。」
奥に梨果の父親である講師の姿があった。
「こんにちは。」
「こんにちは。今日はよろしくお願いします。」
「お父さん……」
過去に己をレイプしようと襲ってきた父親と再びクロッキー会を開催する。この父娘2人はどんな心境だろうか。
「……梨果、来てくれてありがとう。」
「うん……」
「梨果ちゃーん!こっちこっち。この中で着替えて。」
緊張を破るように奥の準備室の扉から真田氏がイーゼルを持って出てきた。
「ふぅ、これで30台全部っと。もうこの部屋には入らないから着替えても大丈夫だよ。」
「わかりました。富山さん、一昨日言ってた通りにすればいいんですよね?」
「えっ……あ、うん、そうね。」
私をチラチラと見ながら挙動不審な富山氏。
(また何か企んでるな?よし、スパイに友也を付けよう。)
「じゃあ友也は梨果の着替えをサポートして。」
「え?俺が?!」
「ああ、頼む。いいよね?梨果。」
「うん。友也くん一緒に来て。」
「えっ、本当にいいの?!」
「うん、あれ……着るの大変なの。」
「えっ?大変って?」
梨果は友也と準備室へ入った。
「梨果……大丈夫?」
梨果の顔を見るとあの記憶が蘇ったのか強張っているのがわかった。更にここにいる面子は特別クロッキー会とほぼ同じだ。
「う……うん。」
奥に梨果の父親である講師の姿があった。
「こんにちは。」
「こんにちは。今日はよろしくお願いします。」
「お父さん……」
過去に己をレイプしようと襲ってきた父親と再びクロッキー会を開催する。この父娘2人はどんな心境だろうか。
「……梨果、来てくれてありがとう。」
「うん……」
「梨果ちゃーん!こっちこっち。この中で着替えて。」
緊張を破るように奥の準備室の扉から真田氏がイーゼルを持って出てきた。
「ふぅ、これで30台全部っと。もうこの部屋には入らないから着替えても大丈夫だよ。」
「わかりました。富山さん、一昨日言ってた通りにすればいいんですよね?」
「えっ……あ、うん、そうね。」
私をチラチラと見ながら挙動不審な富山氏。
(また何か企んでるな?よし、スパイに友也を付けよう。)
「じゃあ友也は梨果の着替えをサポートして。」
「え?俺が?!」
「ああ、頼む。いいよね?梨果。」
「うん。友也くん一緒に来て。」
「えっ、本当にいいの?!」
「うん、あれ……着るの大変なの。」
「えっ?大変って?」
梨果は友也と準備室へ入った。

