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臨時ヌードモデル~梨果14歳の一年~
第11章 露出狂と少女
梨果がトイレを出てこちらに向かってきた。

「ごめんなさい、お待たせして。」

「ひゃー!!もう戻ってきちまった!うへぇ!最高のチャンスが!勿体ねえ!!勿体ねえ!!せめて音だけでも……」

「何か叫んでるけどおじいさんどうしたの?」

「い、いや急に狂いだしたんだよ。」

「え?変なの。」

「変態だからね。」

「おじさんもね。」

「梨果さんもね。」

「うふふふ……ってえ?私も変態さんなの?!」

「ちぇ、イチャイチャしやがって。行くぞ!乗んな。」

男の車に乗ると再び市街地に向けて車を出してくれた。

「ところで兄ちゃんは嬢ちゃんとはもうヤッたのかい?」

梨果のいる前で相変わらずデリカシーのない男である。

「いや、していないですよ。」

正直に答えた。
梨果はまた外を眺めて無言だった。

「じゃ嬢ちゃんは処女なのかい?」

今度は梨果に直球な質問をした。

「はい。そうです。」

外を眺めたまま意外とあっさり答えていた。

「おお!処女なのか!そりゃすげえな。そんな娘に俺は視せたのか。その情報は先に知りたかったぜ。」

梨果が清純なのは予測でしかなかったので、私にとっても確認の意味でその回答は嬉しかった。
梨果は私を見て微笑んでいた。


「さぁ、駅着いたぜ。楽しかったぞ、また遊びに来いや。」

「ありがとうございます。助かりました。」

「いやぁ。こっちも助かったよ。じゃあな嬢ちゃん!ありがとな。しばらく嬢ちゃんはオカズだ!わっははは!」

駅前のロータリーで男と別れ、彼のSUVは去っていった。

「さて、帰りますか。」

「うん。やっとおじさんと二人になれた。うふふ。」

梨果は私の腕にしがみつき、胸の感触が柔らかく肘に当たった。

「ところで私がオカズってどういうこと??」

「さ、さて、なんなんだろうねぇ……」

「オカズなんて言うからお腹すいてきちゃった。」

「駅弁でも買って乗車しよう。」

「やったー」
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