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臨時ヌードモデル~梨果14歳の一年~
第111章 友也の誕生日
「とりあえず誕生日パーティー仕切り直そうか。」

「じゃ、改めてかんぱーい!!」

「ちょ美月さん早いよ!まだコーラ注いでないし。」

あははははは!

「友也と奏音さんは明日のデートどこ行くの?」

「横浜まで行こうと思って。」

「あ、そうだ天気予報見よう。テレビぽちー」

友也がテレビを点ける。ちょうどニュース番組のようだ。

『只今大田区の住宅で火災があり、消防が消火作業を行っています。上空のヘリから中継が入ります。』

ヘリコプターからの映像になる。火の手が上がった住宅が映る。

「あ、火事だ。大変だね。」

『こちらは大田区の高級住宅が立ち並ぶ地域の上空です。普段は閑静な住宅街ですが現在は現場を消防車が取り囲んで消火作業をしております。』

淡々と説明する女性レポーター。消防車が放水作業をして照明車やヘリコプターが現場の豪邸を煌々と照らしていた。

『あれ?屋上に……屋上に人影が見えます。男性のようです!!こちらに手を振ってます!!ああっ!!し、しかし火の手が上がって!!……きゃあ!!燃えてる!!人が……燃えてる!!誰か!誰か助けてあげて!!いやぁ、もがいてる!!いやぁぁぁ!!このヘリで何とか……!いやぁぁぁぁぁ!!助けてーーー!!』

プツリと中継が切れてスタジオ画面に切り替わった。混乱するスタジオ。

『つ、次行って!!』

叫ぶディレクター。

『で、では次のニュースです。衆議院予算委員会では……』

プツッ……

友也がテレビを消した。

「ぐ、グロい……」

「見ちゃったね……」

「怖い……」

「……」

すっかり盛り下がってしまった。

「な、何かゲームでもしようよ。」

「そ、そだね。」

「……私は先に風呂に入らせてもらうよ。」

私は子供たちを残して席を外した。
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