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臨時ヌードモデル~梨果14歳の一年~
第118章 海だョ!全員集合
「ふうーお腹すいたー。」

子供たちも海の家の私たちのところにやってきた。時計を見たら正午をすぎていた。海で散々遊んだ子供たちは当然腹ペコだろう。

「あ!おじさん海にも入らないでお酒飲んでるー!もー!」

ハイボール美味い。

「ラーメンにカレーライス、チャーハンにカツ丼か……」

壁に貼られたメニューを眺める子供たち。

「何食べようかなー」

「私かき氷がいいなー」

「何言ってんの美月、かき氷は食事じゃないでしょ。」

「梨果、みんなで注文しておいで。」

梨果に財布を渡した。


各々の食事をしながら座敷で談笑していると、しばらく黙って少女たちを眺めていた真田氏が口を開いた。

「梨果ちゃん、さっきから言おうと思っていた事があるんだけど。」

「なぁに真田さん。」

「梨果ちゃんのおっぱい、本当はそんなに大きくないよね?」

(ああ……真田さんそこに触れちゃうんだ。)

「はぁ?!」

もちろんはじめから私もその違和感に気付いていた。梨果の水着のブラには嵩上げのカップが入っているのだろう。寄せて上げるデザインは谷間を美しく形成し、2カップぐらい大きく見えていた。

「それに対して美幸は窮屈なスクール水着だけに胸を押しつぶされているから梨果ちゃんのおっぱいより小さく見えるのが気に入らん!」

皆が梨果と美幸の胸部を見比べる。

「ち、ちょっとお父さんなに言い出すの?!」

「ぐぬぬぬぬ……またもや真田さんは……」

(あぁ、梨果の機嫌が傾いていく……)

「おいあんた、梨果ちゃんの胸を触って確かめてみてくれ。」

私にムチャクチャな注文をする真田氏。

「はぁ?こんなとこでダメに決まってるでしょ?」

(ああ……梨果がすっかり不機嫌だ。空気読んで真田さん……)

「じゃあしょーがねー、俺が代わりに触ってみるよ。」

(おいじじぃ!)

「はい富山さんアウトー。それならおじさんが触って。」

「あ、ああ……」

梨果の水着のブラに手を伸ばす。

「あれ?」

「ど、どうだ?」

「硬い。」

「だろ?」

指の関節で胸を叩く。

コンコンコン

「え?コンコンコンって。」

「な?プラスチックのカップなんだよ。」

と真田氏がにやけた瞬間だった。

バンッ!

テーブルを叩く梨果。
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