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第2章 制裁されたシングルマザー

　何のマウントか理解できないが、いっぱいにまで腰を反らし、指に姦されて淫らに咲き誇る牝花を真後ろに誇示すると、

「ひっ……、ひろ……、せ……」
「んはっ……、イクッ!!」

　何か言おうとした涼子へ、何を言っても無駄だったろう汐里は小竅から派手に潮を散らして絶頂した。指を搾り上げる強さは、これまでの汐里の中で一番だった。もちろん遮るものは何もなく、涼子のバストにも首筋にも、顎や頬にも生温かい雫を降らせていく。達し切った汐里は操り糸が切れたように涼子の体の上に突っ伏し、音韻不確かな声を漏らすが、奴隷を休ませる気はなかった。

「ほら、続きだ。ディレクターも気持ちよくしてやれ。汐里ももっとイキたいだろ？」
「あんっ……。もっと、してぇ……。んぷっ……、もう、はやくイケよババアッ……、っく、こんなにクリでっかくしてるくせによっ、んんっ……、あっ、そこそこもっとっ。もっと汐里のドスケベマ×コ、イッ、イジメて、可愛がってっ！」

　保彦は潮に濡らされて頬に貼り付いた涼子の髪を優しく払ってやりながら、

「ほら、イヤラしくなれば、汐里みたいに、思いっきり気持ちよくなれますよ。イク瞬間の汐里のオ××コ、思わず薄目で見ちゃってたでしょ？　ちゃんと見てましたよ」
「……だ、だめよ、そんな……、あっくっ！」
「あんっ……、んだよっ、このだらしないビラビラ。んんっ……、会社で、あんだけ威張ってるクセに……、あっ、指いひっ……、んっ、あむっ」

　汐里は頭が見えなくなるほど奥へ進み、蕊以外も攻め立てた。拒絶と自制と悦楽が入り混じって動く腰を、太ももの付け根にガッチリと腕を回して抑えつけ、派手な音を鳴らして啜っている。涼子は魚のように唇を開閉し、名の通りに涼しげだった瞳をふしだらに潤ませているが、

「ほら、我慢してたら、気持ちよくなれませんよ？」
「んっ……、あんっ……、う、……だめ、だったら……」

　まだ強情に糸切れぬ顔を背けたがために、保彦は真上に向けられることになった耳穴へ口を寄せた。