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なりすました姦辱
第3章 報復されたハーフモデル
「話があるんだ。仕事が終わったら汐里も来る。スブラマニアム……プリンシパルのことでな」
「……どういうこと?」
「詳しくは汐里が来たら話す。中に入れてくれよ」
「あの、子供が、寝ているので……」
「わかってる」

 残念という言葉を、拍子抜けという言葉に糊塗し、ラックから一足取ったスリッパを土橋の前に揃えた。隣の和室に俊介が寝ているが、リビングに通すしかない、と先導しようとすると、

「んっ……!」

 背を晒すや、土橋が抱きついてきた。

「……けど、汐里が来るまでには時間があるからな。ちょっと腹立つことがあった。だからヤラせろ」
「うっ……、……い、言ったでしょう? 今日は、子供が熱を……」
「こっちも、知ってる、って言ったろ。起こさなきゃいいんだ」

 言う通り、大声ではなく耳元で囁いてくれている。だが、その声は身震いするほどネットリと湿っていた。

 あの日、間近から諭されたのと同じ声だ。

 腰に巻き着いている腕を外そうとする涼子の手に力はなく、あっという間に土橋の両手が上がってきて、さも当然のように膨らみに十指を立てられた。何の気遣いなく、ワンピースを皺ませて捏ねくり回される。

「う……、やめ、て……」
「なんだ、もうパンパンに張ってるぞ。モミモミされるのを今か今かと待ってたんだな?」
「ち、ちがうわよ……」
「キレイな声も、いきなり悩ましくなってるしな。ほら、このまま揉みながら行こうぜ」

 後ろから土橋が腹をぶつけてくる。いや、腹だけではない。固くなった肉の感触が、すぐそばに息づく牝花にその存在感を思い出させるかのように、脚を前に踏み出すたびに太ももの付け根を突ついてくる。

「……! そ、そっちじゃないわっ、二階……、二階に行きましょうっ」

 休まずバストを捏ねられたまま歩かされたが、廊下の途中のリビングに続くドアへ向かおうとするから、涼子は猛然と抗った。やはり、こんな痴態で、俊介に近づくわけにはいかなかった。

 しかし片側のバストから離れた土橋の手が、ノブを握って捻ろうとするから、

「おねがいっ。にか……、んっぷ……」

 懇願しようとした振り返りざま、土橋の舌が唇の狭間へと捻じ込まれた。舌に滲みる涎を流し入れられ、口内のすべてを貪られる。
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