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第3章 報復されたハーフモデル

　言うまでもなく、下着を失っている真璃沙の下腹部は、開いた太ももにミニ丈を捲られて、処理しているのか処置しているのか、全てのヘアが取り除かれた無毛の牝域を余す所なく晒していた。脚を開かせても印象の変わらぬ小尻ぶりだが、明るみにされた真璃沙の肉唇は、これだけ膝を割られているにもかかわらず、頑なに口を閉ざしている。秘裂の形状がどうだというよりも、襟周りや腹、脚にて晒している小麦色の肌が、日灼けサロンで人工的に施したものではないことの証明として、色合いに一切の濁りも澱みも無いままに、縦に入った肉溝まで続いているのが奇妙に卑猥だった。

　ズボンを緩め、ブリーフとともに下ろす。

「なにその変なチ×コ……、キモ……」
「これからセックスする相手のオチ×ポを、変とかキモいとか言っちゃだめだよ」

　面前に聳え立った肉棒を見た真璃沙は、細かく首を振って鎖を軋ませるが、１センチとて土橋から離れることはできなかった。根元を持って倒し、巨大な亀頭を閉ざされた媚門にゆるゆると擦りつける。土橋が盛大に漏らす先走りのヌメリはあるものの、真璃沙のそこは乾いており、門の向こうの肉路もかなり狭いことが見込まれた。口いっぱいに溜めた泡唾を、太く長い糸を引かせて、侵入口めがけ垂れ落とす。

「うぁっ！　き、きたなっ……塗んなってっ！　きったねーし、くせーしっ……ああもうっ、キモいことしてんじゃねぇよっ、クソキモオヤジがっ!!」

　怯えを乗り越えたい真璃沙の憤詈を愉しみながら、狭間へと塗り伸ばしていく。だが、あまりの嫌悪感が牝肉を凝らせるのか、試しに角度をつけて開門を促しても、まるで錠の弛む兆しは見られなかった。

「……これはだめだ。涼子、もうアレ、使ってくれ」

　姦穿されるところを目撃しようと熱っぽくそこを眺めていた涼子が、顎を引いて三列目に置いてあったボストンからドレッシングボトルを取り出した。ネジキャップを外して逆さに向け、まるで食卓で施すかのように十指で胴を搾り、中に湛えられていた薄黄土色のローションを垂らすと、前後する肉幹に落ちた粘液が接面にも流れ込み、クチュ、クチュ、と小音を立てて塗り延ばされていく。

「ううっ……、……ちょ、マジでムリ……、でき、……できない、……しな、しないってばっ……」