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なりすました姦辱
第3章 報復されたハーフモデル


 土橋に限っては、嚢袋の口にポンプでも備わっているかもしれない、無尽蔵に牡汁を尿道へと汲み上げていた揚力が、やっとのことで弱まってきた。

 汐里でも、涼子でも、経験したことだった。
 真璃沙に報復をする、と決めた時から、いずれこうなることは予想されていた。

 真璃沙は拘束直後の語彙の乏しかった激発ぶりはすっかり装を密め、手足を吊られてされるがままに、土橋の噴射を体の外でも中でも受け止めさせられて、絵に描いたような茫然自失ぶりだった。その不省は、憎き痴漢犯に姦されたというショックによるものだけではないだろう。真璃沙は幾たびも絶頂していた。牝器を嬲られてならまだしも、スラリとした肢体に噴射を浴びせられてでも、極悦に達してしまっていた。まだ十代でそんな偏好を憶えてしまったら、この先が思いやられるが、もっとも、中にぶちまけるのか外に撒き散らすのかの選択権は常に土橋にあったのだから、彼女に絶頂の所以を云々するのも理不尽な話だった。

「もうだめ……、です。我慢できません。私だけ、仲間外れなんてやだ」

 気づけば高速を降りており、汐里はハンドルを切ると、垂れ幕のかかった建物へと車を入れていった。それぞれで囲われているうちの、一つのガレージへ前入れで収める。どうやらワンルーム・ワンガレージタイプのラブホテルのようだった。

 サイドブレーキを下ろした汐里は、ジャケットを脱ぎ捨て、ブラウスのボタンを外しながら、助手席との間を跨いで後ろにやってきた。彼女にだけ運転を任せて数時間、休憩なしで車を走らせ続けたことを労ってやるべきところだったが、

「なに勝手なことしてる」
「だってっ! バカギャルはイキまくってるし、ババアはザーメン舐めてオナッてるしっ! 何で私だけっ……、うう、何もしてくれないんですかぁ……?」

 かなりボーイッシュなヘアスタイルになったのに、汐里は目に涙をいっぱいに溜めて肩を揺すり、物わかりの悪い童女のように駄々を捏ねた。

「ここ……、人が来たらどうするのよ」

 涼子は真璃沙を凌辱するサポート役として、飛び散った汁液を塗り伸ばしたり、舐め取ったりしているうち、いつの間にか全裸になって自らも慰めていた。けれども、さすがにこの状況では身を起こし、不安げに窓の外を見回している。

「知らねえよっ、ババアッ! だったらお前がマッパのまま外出て見張ってろ!」
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