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なりすました姦辱
第3章 報復されたハーフモデル
 汐里は巻き舌で言い放ち、脱いだブラウスを投げつけた。

 今、露呈したわけだが、これも、杜撰だった計画の一つの穴だった。いくら唯一人、運転ができるからといって、後部座席の痴行をずっと見せつけられていたら、汐里がこうなることは目に見えていたのだ。あまり臍を曲げられると、帰ることができなくなる。

 だが、考え方を変えてみると、土橋に任せて真璃沙をこんなにドロドロにしてしまったのだ、洗濯は無理にしても、風呂に入れることができるのは怪我の功名かもしれず、

「汐里、運転ご苦労さんだったな。えらいぞ。……でも人に見られたらマズい。何とかしてくれ」
「じゃ、一緒に上の部屋に行きましょ? そこなら誰にも見られないし、二人きりで、こんな狭いとこじゃなく、広いベッドで汐里と遊べます。汐里も土橋さんのこと、ビッチのドスケベマ×コでいっぱい、気持ちよくしますから」
「いや、そうじゃなくて」
 素性の怪しい立ちんぼでもこんな勧誘はしないだろうと、保彦は土橋ともども苦笑し、「みんな、見つかるとマズいんだ。頼む、お前を一番信頼してる」

 まだ真璃沙に肉幹を突っ込んだまま、キャミソール姿になって露出した汐里の二の腕を、フェザータッチで撫でてやった。ぶるっと震えた汐里は、もうっ、と拗ねた声を出し、下はスーツパンツのままで、サイドドアを開けて車の外へと出て行く。様子を窺っていると、壁に貼り付けてある記載を読んで、その横のボタンを押した。するとシャッターが下り始め、機械音声が現在時刻を読み上げる。その後車庫全体を観察し、スマホで何やら手早く調べたあと、車の周囲を巡ってから、ドアの前まで戻ってきた。

「ここ、シャッターを閉めると入室扱いになるみたいです。出るときは、あそこの自動精算機。監視カメラは無いみたいです。普通に考えて、駐車場には付いてるものなんだろうな、って思ったんですけど、どうやら努力義務で法律上の実施義務は定められていなかったです。部屋がこのタイプだと、ガレージぶん用意しなきゃだから、設置費用が相当かかりそうですもんね。その代わり、車止めのところにはナンバー撮るためのちっちゃいカメラがありました。けどまあ、どうせババア名義の車だし。ちゃんとお金払えば、何も問題ないと思います」
「よくやった。乗れ」
「部屋、行かないんですか? ……二人で」
「上まで我慢できるのか?」
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