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なりすました姦辱
第3章 報復されたハーフモデル
 保彦がバッグから探し物を取り出すと、涼子が目を丸くした。名称だけを指示していたのだが、汐里が購入した双頭のディルドは、緩やかなV字で両側に虚根を伸ばし、それぞれ土橋のものよりも大きく、そして二本ぶんとあってズシリと重かった。しかも幹には数々の瘤が張り巡らされており、土橋とはまた意趣の異なる怪姿も兼ね備えている。

 だが、半透明のエラストマー材はいざ手に持ってみると、当然のことながら生命感はなく、特に温度と硬さにおいては、土橋に到底敵わないものだった。

「汐里、一回くらい味見したのか?」

 片側の象りを股ぐらに近づけていくと、鼠径に沿わせた両手で牝花を開いて迎える汐里は、

「して、ません。そんな……、一人でしてサカるなんて、ババアじゃあるまいし」

 尖端を入口に当てがうや、自ら腰を前に出して呑み込んでいった。

「あはっ……、う……、あんっ」
「本当に初めてか? 実は自分一人でこっそり先に味わってたんだろ」
「んっ、ほんと、ですぅ……、そんなこと、しません……」
「そうか? 涼子にあんなこと言ったくせに、お前だってサカってるじゃないか」
「ううっ……、ちが……あんっ、……ちがうのっ……、ど、土橋さんに、されて……、見られてるとぉっ……、汐里はっ、すぐに、ドスケベに、なっちゃうのぉっ……んんっ」

 おそらく半分は意識的だろう舌足らずな声を発しながら、保彦の手を煩わせることなく、牝洞に抽送させている。よく見ると、ディルドが出入りするのに合わせ、早や直上の小竅からちょろちょろと滴が垂れていた。シートの上での不安定な体勢で腰を前後にくねらせ、自ら速めていこうとしたところで、未練なく洞口より抜き取る。

「そら、涼子」

 逆側を近づけていくと、涼子は量感あるヒップを抱えるようにして両手で牝花を開き、

「ああ……、こ、こういう……オモチャが、あるん、ですね……」

 すぶずぶと丸頭を咥えていき、よく生いた茂みが目に見えて動くほどに秘丘を蠢かせた。
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