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なりすました姦辱
第4章 隔絶された恋人
 しかしさすがに、「痴漢をされるJK」なんて撮影イメージを指定されることは絶対になく、テンプレとしてのポージングが思い浮かばない。経験をもとにしてしまうと、高校時代は遅刻しまくっていたから、だいぶん空いた車内でダルそうにドアに凭れて立っている、態度の悪いギャルの姿が思い浮かんでしまう。そんなJKでは痴漢はされまい。

 真璃沙はカーテンを前にして足を緩めに揃えて置き、片側に重心をかけて立ってみた。吊革代わりになるものはないので、電車のドアに見立て、戸に片手をつく。

 土橋の期待するイメージに沿えているか、自信がない。

 ガラスに半歩近づくことになったので、ギャルJKの姿は少しだけ鮮明になっており、

(……ニャムちゃん。あんたこれから、痴漢に遭うんだってさ)

 ドアそばに立っている女子高生へと頭の中で言い聞かせていると、不気味で不穏の影が背後から近づいてくるのが、ガラスに茫洋と映った。




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