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なりすました姦辱
第4章 隔絶された恋人
「ね、……オッサン、なんか、今日……。あれ……、だめ、だった……?」

 睫毛にぶら下がる雫で瞼が開かない。

 もしかして、ギャルJKっぷりが足らなかったのだろうか。
 我慢できなかったとはいえ、自分があまりにも早く絶頂しすぎたろうか。

 奴隷としては、汚してくれた相手も喜んでくれなければ、こちらの喜びも半減なのに……。

「おお……、な、なんてこと……、なんてことを、私は……、おっふっ……」

 正面から呻きが聞こえ、睫毛をネイルの先で拭い、声のしたほうを向こうとしたら、また、片方の目元にピュッと残滓が飛んできた。しかし半分奪われた視界でも、腕にも胸前にも毛が生い茂り、下腹からももに至っては肌が見えないくらいに黒々となって、そこから突き出した鈍色の肉の突起が、先からポタポタと水滴を落としているのは見えた。

「や、やっちまったぁ……、じ、自分の学校の生徒に……制服に……、ぶ、ぶっかけるなんて……きょ、教師失格だぁ……」
「ブッ……、は? は? ブサ野っ!?」

 どう見ても、高校時代にやたら声をかけてきて、嫌な顔を隠さず、舌打ちも「うざ」の小声も届かせてやっているのに、それでも何とか絡んで来ようとする、気色悪すぎた体育教師だった。口では苦悩を訴えておきながら、指にまで毛が生いた手で肉幹をしっかりと握りしめ、グチュッ、グチュッ……と、不気味な音を鳴らしている。

「ニャムが……、ニャムの美しい顔が……俺のザーメンで……、ううっ……これは夢か……、ああ……」
「ちょ、なんこれ……、ねぇっ!」

 毛むくじゃらの後ろに土橋を探したが、その影はずいぶん遠くに行ってしまっていた。痴漢プレイに割り込んできた変態教師に肉棒丸出しで迫られているというのに、救けようという素振りがまるでない。

「……おいオッサンッ!!」
「ニャム……お前……オ、オトコの精液が好きだなんて……、ぶっかけでイッちまうなんて……そんな性癖に、悩んでた、んだな。……だ、大丈夫だ、だっ、大丈夫だぞ、ニャム……、せ、先生、そんなお前でも、全然、失望したり、しないからな……、大丈夫だ、先生は、オトナだからな……」
「こっ、これヤバっ……」
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