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なりすました姦辱
第4章 隔絶された恋人
 目に正気の光を一つも見つけられない草野に顔前で扱き続けられて、背中をガラス戸に塞がれていた真璃沙は側面から回り込んで部屋の広い方へと逃げ出そうとした。しかし四つん這いから立ち上がろうと踏んだ足を取られ、あっさりとカーペットに突っ伏す。草野に背中へ覆いかぶさられると、喚き散らして手足を暴れさせても、体を抜け出させる余地は全くなかった。

「ちょ、やめ……、ブサ……わっ!」

 ぐるりと体が反転し、寝技に長けた教師の体の上に、仰向けに乗り上がる形になった。ジャケットの袷が強く内側に締められ、畳んでいる腕ごと上半身を固められる。内ももに気色悪い肉がヌルリと触れ、草野の肉棒がスカートの捲れた股の間から前へと突き出てきた。大股に開いて触れないようにしても、食い込んでしまっている鮮やかなピンクの布地に、エビを使って執拗に擦りつけられる。

「うわ……あ、当たってるしっ! あ、当てんなっ……キモい……ああもう、キモいキモいキモいキモい……」
「んお……ニャムのカラダ、すごく気持ちいいぞ、ああ……、ああ……ニャムの、制服に……カラダに……、お前の好きなペニス……オチ×ポ、か? ほら、いっぱい擦れてるぞ。いいんだぞ、さっきみたいに乱れても、せ、先生、失望しない、って言ってるだろぉ……」
「ならねーよっ! マジで気持ち悪いだけだってっ……おいっ、聞けってっ。話聞けよっ、ブサ野っ!!」
「ほら……、また出すぞ、先生、いっぱい出せるぞ。ニャムになら、いっぱい出せる……、ううっ、そうだ、これからは亜鉛いっぱい飲んでやるからな、お、お前の望みを、叶えてやるからなっ。ううっ、出るっ、出るっ……かけるぞっ!」
「かけんな……かけんなかけんなっ……うあぁっ、もうっ!!」

 ピンクの布地に沿うて真上に突き出された肉棒の先端から、白濁が高くに撃ち上がり、逃げられぬ体の上へと降ってきた。首すじに滴が落ちてきても火照りは一切誘発されず、むしろ肌と言う肌を粟立てさせられる。

「おま……、……んっとに、ふざけんなよ……」
「すまん、ニャム……、す、すまん……、すまん、ニャムゥ……」

 鼻声となる真璃沙の耳元で、抱きすくめている草野が謝ってくるが、当然、怒りが収まるわけもなく、締め技が解かれた日には、必ず学校にも警察にも訴えてやろうと心に誓った。
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