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なりすました姦辱
第4章 隔絶された恋人
 社内の人知れぬ場所で、こそこそと豊かな双乳に挟ませている自らの光景を頭に浮かべると、須賀の陰嚢は一層収縮し、高貴な唇に咥えさせた口腔へと、とめどなく粘液を送り出した。


   *   *   *


 ──リビングに行くと、草野に言われたとおり、奥のガラス戸に近いところに制服姿の同年代の女の子が倒れていた。

 正直、気分は乗ってはいなかった。

 我が叔母の美しさに比べれば、どんなアイドルも、どんなグラビアタレントも、どんなセクシー女優だって敵わない。

 モデル? それだって同じだ。

 ただ、叔母で童貞を卒業する夢は叶ったとはいえ、最終目標は俊介に弟か妹を作ってやることであり、その存在は使い古された言葉で言うところの「愛の結晶」でなければならず、その「愛」を全うするのであれば、あの須賀という人が言った通り、涼子にも性愛に浸らせてやる義務があるのはもっともだった。

「……ぜったい、広がってんじゃん……。くっそ……いってぇだけだよ、こんなの……、アタシ……モデルなのに……」

 足音を忍ばせたわけではなかったが、郁夫が近くまで寄っても、草野が真璃沙と名を教えてくれた女は、うつ伏せで倒れ込んだまま、スカートが捲れて丸出しになったヒップの割れ目を抑えて呻き続けていた。

 すぐそばにしゃがみ、スラリとした体を裏返す。

(うわぁ、きったないなぁ)

 ブレザーもカーディガンも、プリーツスカートも、スクールソックスやローファーでさえも、そしてやたら丸出しにしている小麦色の脚肌までも、いたるところに白濁が放たれていた。明るい色に染めた髪にも飛び散ったようで、ところどころが強張ついて毛羽立ってしまっている。乾いてしまってはいるが、頬のあたりに雫が流れた痕があるところを見ると、顔にもたくさんかけられたのだろう。

「……あ? なんだよ、お前」

 体をひっくり返されたら、さすがに真璃沙は自分の存在に気づいたようだった。

 息を乱してはいるが、睨みつけてきているのは、見るからにギャル。黒ギャル。
 正直、こういう女は大の苦手だ。

 できるかなぁ、と、郁夫は無言で、真璃沙の片脚を取って開かせようとした。
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