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なりすました姦辱
第2章 制裁されたシングルマザー
「わ、わかったわ。謝罪します」

 こんな愚劣漢に詫びを入れるのは忸怩たる思いだったが、やむをえなかった。

「謝ってくれるんですか?」
「ええ……、そうね。いくらなんでも、口が過ぎたわ」
「そうですか。じゃあ、お胸を見ても構わないってことですね」

 裾のラインが山際を越え始める。

「やめなさいっ、どうしてそうなるのよっ!」
「オッパイを見るな、って言ったのを謝罪するってことは、オッパイを拝見してもいい、ってことですよね。そもそも、理由は二つあると言いましたが」
「く……、ええ、ふたつめは? 話は全部聞くから、手を止めて」
「ふたつめはですね、あなたのカラダがエッチすぎるからですよ。古宮涼子ディレクターの御カラダを見てると、ヤりたくてヤりたくて仕方がなくなるからです。特にこの……、けしからんオッパイがねっ!」

 ジャケットの袷を押し除けて、首の下まで捲り上げられた。黒のレースブラにみっちりと詰まった肉実を晒さされた刹那、深く刻まれた胸肌の狭間に、ヒタヒタと何かが降ってきた。

「おおっ……、やっぱりたまらないですね、このオッパイ……手術とかしてるわけじゃないですよね……、これはすごい……」

 涎を絡ませて鑑賞する土橋の下で、弓なりの肉幹に乗った巨大な頭から、透明の飛沫が何度も撃ち上がっていた。胸肌を濡らしているのが汚滴であるのが知れると、

「いやぁっ、きたないっ……!」

 遅れての悲声を上げるが、引き続き降り注ぐ雨粒からの逃げ場はなかった。肌を垂れる粘液の気色悪さもさることながら、たちどころに放たれる穢臭に嘔気がこみあげてくる。

「あのキリッとしたディレクターがそんな声出すなんて、もともと声が色っぽいから、余計にソソられますよ」
「……もういいじゃない、充分、見たでしょう? 早く解放して」
「何言ってるんですか、お楽しみはこれからです」

 土橋が膝を前に進めてきて、腹の上に腰掛けた。重みによる苦しさはなかったが、

「ディレクター、やっぱりこれだけの巨乳だと、挟んだことはありますよね?」
「何を言って……」
「トボけたって無駄ですよ。このオッパイですからね、今まで何本のペニスを挟んできたんですか?」
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