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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第1章 プロローグ
義隆は、以前から考えていたデンタルクリニック開設に邁進し始めた。35歳で開院を目指していた義隆だったが、不妊治療などが意外に高額な出費で遅れた。それでも、40歳で開院を果たすべく、ハウスメーカーや医療機器メーカーと打ち合わせを続けていた。

日中の勤務、その後の打ち合わせで、義隆の帰宅は遅くなり、休日も疲れを回復するために睡眠に充てるようになっていった。

それまでの義隆と実雅子の生活リズムは、午後7時に義隆が帰宅して、夕食後、Netflixを見たり、ニュースを見たりして過ごし、午後9時に一緒にバスタイム。そして、SEXへ。その後、午前0時には寝ているという流れだった。

それが、打ち合わせもあり、接待もあり、夕食は一人でするようになり、義隆の帰宅は午前0時になることが増えた。週に2回のハウスメーカーとの打ち合わせ。週に2回の医療機器メーカーとの打ち合わせ。結局、土曜日、日曜日以外はほぼ、帰宅は午前0時。そして、その土曜日、日曜日は、疲れ切った義隆は昼過ぎまで寝ていることが増えた。

すれ違う生活リズム。SEXは急減どころか、ほぼゼロ。最初は忙しいから仕方がないと思っていた実雅子。

まったく誘いがなくなっていた実雅子は思い余って、たまに早く帰宅した義隆に、

「今日はできる?」

と、恥ずかしいけど勇気を出して訊いた実雅子。

「できる?」

鸚鵡返し訊き返す義隆。気づかない義隆。実雅子もさすがにSEXしたいとは言い出せず、続く沈黙。やっと思い当たった義隆。

「できないのにしても意味がない」

「え?」

あまりの答えに実雅子はそれしか言えなかった。

「生産性がないだろ」

被せるように義隆が言い切った。子供ができないのに、SEXする意味がないということだった。初めて生まれた義隆と実雅子の価値観の相違だった。
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