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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第5章 男たちの身の上
「若いな。これかもしれませんね」

と、言いながら後ろに座る重村に見せる関。

「確かに、若い。経歴からすると40歳くらいか。しかし、立派な歯科医院だね」

と、ため息をついた。確かに立派な建物。こちらも鉄筋コンクリート造のようだ。コンセプトも似ている。間違いなさそうだと思った関。

「さっきの家と似ているね」

と、関と同じ感想を漏らした重村。

「あそこにするかい?」

と、運転する反町が主要幹線を右折して見えてきた店を指差して聞いた。

「昼からステーキか。悪くないね。いい女を見られて、家までわかったし、同じ女をいいと思える仲間ができた日くらい、いいだろ」

と、重村が話すと、斎田が、

「さすがに、つらい。その出費は」

と、話すと、

「気にしなさんな。ここは、最年長の私が出しますよ」

と、重村が話した。

「いいのですか?」

関が聞くと、

「いいさ。今日の俺は機嫌がいいんだ。あんな上物の女を見られて、そして、その女に惹きつけられた男が四人。集まるなど、そうあることじゃないからな」

と、重村は笑った。

「そうですね。次は、私が出しますよ。で、下しますから、コインパーキングを探して、駐車してきます」

と、反町が笑った。5階建てのテナントビルの前で重村と斎田、関を下した反町は、車を走らせ200mほどさきのコインパーキングに車を止めて、店に向かった。

店の前で待っていた三人と合流すると、テナントビルの狭いエレベーターに四人の男が乗って、店にたどり着いた。

基本、予約の店だったが平日の午後2時ということもあって、窓側のテーブル席を用意してくれ、店主のお任せコースを重村が頼んだ。

顔の広く、外食好きの重村。ここの店にも何度か来たことがあるらしく、店主も、

「お久しぶりです。一年ぶりくらいですね」

と、気さくに話かけ、

「いや、今日は、こちらの反町さんが『あそこにするか?』と、あの小さな看板を指差してくれましたよ」

と、重村が話すと、店主が、

「それは、反町さん、ありがとうございます」

と、頭を下げていた。確かに小さな看板で、よく気が付いたものだと思った関。
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