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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第7章 情報収集の結果
家の場所がわかれば、グーグルマップで住所は容易にわかる。

関は、翌日から三愛ホームの端末で、近くの引き渡し済みの建物を探した。すでに、一件はわかっている。自分自身が2年目の23歳のときに担当した客の家だ。今も、盆と暮れには挨拶に行く家で、あの女性と同じ町内のはずだ。できれば、それ以外でもあれば、口実を設けて尋ねることが可能になる。エリアとしては、関が所属する千葉支店の管轄。営業2課の誰かの担当なら、課長として訪問してもおかしくはない。

2年目に担当したのは、佐伯真一郎・清香夫妻。そして、検索すると、新藤壮太・咲和夫妻が抽出された。担当は、2課。部下の駿河晋平の担当だった。

最初に訪問したのは、佐伯家。時期はいつもの盆暮れではないものの、いつも馴染みの関がやってきたということもあって、定年になった真一郎も、妻の清香も気さくにあってくれた。応接間に通され、佐伯夫妻の話を聞き、一時間が経ったあたりで、

「そういえば、この辺りも新しい家が増えましたね」

と、水を向けると、

「そうなのよ。最近は、豪邸が増えたわ」

と、清香。

「そうですね。高級住宅街ですから。この家も、わが社を代表する豪邸ですよ。新築のときは、社内報にも、お客様に渡す実例集にも協力していただきましたね」

と、自尊心をくすぐる関。

「そんなこともあったかな」

と、満更でもないが、惚ける真一郎。

「忘れたの?高評価だったって、関さんが」

と、話しかけた清香に、

「そうです。あのときは、実例集に載りましたから、全国区で反響がありました」

と、さらに自尊心をくすぐった関。

「惜しむらくは、この住宅地では、新藤家しか建っていないのは残念です。最近はハウスメーカー以外で建築する人も増えているようですから」

と、村上家について聞こうと話を振った関。
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