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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第7章 情報収集の結果
「村上さんというと、あの角の家ですか?」

ワザとらしいとは思いながら尋ねた関。まったく疑うこともせずに、

「そう。あの家。私より一歳年下のご主人と、ご主人と七歳差の奥様。美男美女よ。それにご主人は歯科医で、今度、近くの〇〇町で開院されるのよ。立派な建物が出来上がりつつあるわ。うちの旦那なんか、その工事を見るたびに、『俺も、こんな建物で動物病院をしていれば、今より稼ぎも数倍になっていたはず』とか、寝言を言っています」

と、大声で笑う咲和。お上品という言葉と無縁。

「だって、村上さんのご主人は背も高くて、男前だし、お話上手。この辺りの言葉いえば、シュッとしていて、私服もセンスがいいし、家も立派な鉄筋コンクリート。阪神淡路大震災と同等の地震でも、南海トラフ巨大地震でも大丈夫だと思うわ」

憧れているのか、褒めたたえる咲和。関は内心、自分の顔を見てから憧れろ。大谷翔平じゃないが「憧れるのをやめましょう」と言いたい気持ちになった。とはいえ、重要な情報も話している咲和。あの女性の旦那の情報は貴重。

「それに、ご主人の趣味でシアタールームがあって、うちの旦那なんて、『トップガン マーヴェリック』を見に行ってきたくらい。映画館なみの大迫力だけど、外にはまったく音が漏れないそうで、『やはり違うわ』って帰宅して感動していたわ」

と、そういう生活に憧れている様子の咲和。

「それは凄いですね」

と、合の手を入れる関。

「そうよね。私も、あんな人と結婚したかったわ」

と、やはり言い出した咲和。こいつマジで自分がわかっていないな、と呆れながらも、

「ご主人も獣医じゃないですか」

と、一応、フォローする関。

「歯科医と獣医じゃ、年収が20倍違うわ」

と、吐き捨てる咲和。それはそうだが。
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