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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第8章 情報分析会議
「私は今です。現在進行形です。部下が次々と退職します。仕事を教えてやっと一人前と思った矢先、『辞めます』『限界です』『もっと条件の良いところで働くことにしました』が連続すると、上司としての評価も下がります。そのためか、28歳で課長になってから4年も経つのに、転勤もなければ、新しいポジションの提示もない。人事に異動願いを出しても返事すらない。結婚するときに、会社から3年経ったら私と妻の生まれ故郷の茨城に転勤させると言われたのに、それもなく。神戸に慣れたからいいものの、会社に認められていないのではないかと疑心暗鬼になります」

関が話すと、

「三愛ホームがそんな会社だとは知らなかった。辞める人が多いのは社風や人事制度の問題だし、人事の約束を守らないというのもどうなのだろう」

と、首を傾げながら話す重村。

「そうですね。コンプライアンス的にも、モチベーション的にもOUTな対応ですね」

と、溜息を吐きながら話す反町。

「人事なんて信用したらダメですよ。俺なんか、ホームセンターの親会社の丸和ハウスの正社員で課長だったに、離婚になった途端、子会社の丸和物流に出向させられ、気が付いたら丸和物流の社員に転籍されていて、また、事例が出て、今度は丸和不動産の契約社員に格下げになって、さらに、今は、ホームセンターのパート扱いですよ。お陰で、息子たちの学費が払えなくて奨学金です。あんなの借金ですからね。親として息子たちに何もしてやれていない」

と、嘆く斎田。

「そういうことだ。人に認められないということのツラさを、ここにいる四人は知っている。私もそうだ。投資のコンサルティング会社でチーフマネージャーをしていたが、ある日、紙一枚で解雇になった。理由は、部下の女性へのセクハラだったが、身に覚えがなかった。それを訴えたが、コンプライアンス室は、女性の言い分を一方的に認めて、解雇は覆ることはなかった。顧客から預かった資金を横領したその女性が、発覚を恐れて、資金の動きを怪しんだ俺を、先手を打って虚偽告発したのだろうが、解雇になって数年して、結局、横領は発覚したが、俺の解雇は取り消されることはなかった。ま、取り消されて、戻って来いと言われても戻ることはないが、信用されないツラさは味わったよ」

と、反町も話し終えると天を仰いだ。
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