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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第9章 実雅子の日常
諦めるという決断を夫婦。そして、親族でして。子作りというところから解放された。でも、それは、セックスレスの始まりでもあった。

旦那の兄が海外研修を終えて帰国し、兄に代わって医院長をしていた歯科医院に兄が復帰することとなり、夫は自分の歯科医院開院に向けて動き出していた。不妊治療で2年の歳月と、その費用を無駄にしたということは、実雅子にもわかっていた。忙しくしている夫に遠慮し続けていた。

一緒に寝ることも稀になり、遠ざかっていく夫の背中。それを寂しく見ていた実雅子。同じ不妊でも、仕事に活路を見出した夫と、活路が見出せない自分。

夫に求めても、「生産性がない」と、さすが理系というか、割り切りの良さで、バッサリ斬られてしまった実雅子。夫から愛情を感じないわけではない。大事にされていることは、生活費や趣味のゴルフなどの遊興費などに使うカードをゴールドカードからブラックカードに変更してくれたり、自分専用の車として、ポルシェ パナメーラを購入してくれたり、自分のステータスを高めるためもあるのかもしれないけど、自分にもステータスを付与してくれていることはわかっていた。

でも、実雅子が求めていたのは、ステータスではなかった。ただ、身体の交わりだった。すれ違う夫と実雅子。

夫がこだわったシアタールーム。昼間も静かだから実雅子のお昼寝スペースになってしまっていた。

早朝4時に起きて、夫が職場に持って行く弁当を作り、洗濯機を回し、家の中の掃除、洗濯物を干して、朝食の準備、夫の送り出して、庭の水遣り、家の周囲の掃除、ゴミ出しなど諸々を済ませると、時計は10時過ぎ。そこからお昼寝。

この時間に、先日は、某ホームセンターに行った実雅子。
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