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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第10章 二人の男性
そんなやりとりをしていると、その女性が立ち上がった。

「こっちに来たぜ」

と、清水志温が送ったが、返信は来ない。いや、後ろを通っている最中だけに、送りようがないことは清水志温にもわかった。女性が注文しているのがわかった。

「Louis Vuittonのカプシーヌだ。金持ちだぜ」

と、女性が自席に向かうのを確認して清水志温が書いて送った。

「それって?」

と、返信する佐藤慎二。

「高い鞄だ。新品で100万くらいするし、中古でも70万円はするぜ」

と、清水志温が返した。

「マジで」

と、返信した佐藤慎二。

「マジだ。この間、妻にボーナスが入ったら買って欲しいと言われて、数時間の喧嘩になったからな」

と、書く清水志温。

「神戸製鉄のボーナスでは買えないのですか?」

と、聞く佐藤慎二。

「買えなくはないけど、買ったら、それでボーナスはなくなるな」

と、返信した清水志温。

座った女性の姿に目が行く二人。実雅子が深く座っていた。

「膝の奥が見えそう」

と、佐藤慎二が書くと、

「見えていない?見えそうで見えないというのは、ツラい!」

と、清水志温。先輩のメンツも、そこには何もない。
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