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第2章 初めての自慰

次に視聴したのは、「嫁の同意をとって寝取らせた話 1 ー群馬県在住 なみさん 31歳ー」というアダルト動画。年齢も近く、髪型や顔立ちが似ていて、背格好も似ているように感じた女性が登場。自分に似ていたこともあって、感情移入してしまった実雅子。

さすがに夫が寝取られ願望があるとか、まして、他の男とSEXをしているところを見たいとか、そういうことではないけれど、何となく自分に似ている女性のSEXは、まるで、自分がしているような錯覚に陥った実雅子。

そのためか、男性が途中から二人になる辺りで、怯えてしまった実雅子。

フェラチオをしたことがないわけではないけれど、夫としか経験がない実雅子にとって、フェラチオしながら、SEXという経験は当然ありません。フェラチオも夫が好まないこともあって、新婚時代にチャレンジで試みた程度で、アダルト動画に登場する女性のようにはできていませんでした。あんなに深く飲み込むとは思ってもいなかった実雅子。舌先で亀頭の辺りを舐めたり、亀頭冠を舐めた程度。

アダルト動画に登場する女性は頬張るように口に入れていました。私のやり方は間違っていたのだと悟った実雅子。夫がSEXを望まず、フェラチオも好まない以上、今後、夫に正しいフェラチオができなことを後悔した実雅子。夫と知り合うより前に、もっと経験しておくべきだったと後悔するしかなかった。

もっと、いろいろ知っていれば、夫は満足することができたかもしれない。満足できないから、厭きられたのかもしれない。アダルト動画を見て気が付いたのは、如何に自分が動いていなかったか。されるがままに受け入れることが夫に従うことだと思っていた実雅子。でも、それでは男は満足できないのかもしれない。そう考えた実雅子。