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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第11章 すれ違う男たち
「申し遅れたが、私は重村定勝。不動産販売仲介の重村ホームという会社を経営している」

と、言いながら、名刺を二人に渡した。

「そ、そうなんですね」

と、驚く佐藤。自分も名刺を取り出して、

「神戸製鉄株式会社、参事の清水志温です」

と、渡した。

「ほお、志温ですか。信者さんですかな?」

と、聞く重村。

「一応、信者です。信心は足りませんが」

清水が笑った。

「僕は、〇〇学院大学経済学部3年の佐藤慎二です」

笑顔で話した佐藤。

「私も〇〇学院大学の卒業生で、今、グループLINEを送っていたメンバーも〇〇学院大学の卒業生さ」

重村が話すと、同じ大学の先輩というだけで、安心した佐藤。そして、清水。

「あの女性に興味があるなら、この後、一緒にランチでもどうだい?」

話を振った重村。

「興味はあります」

素直に答える佐藤。

「ま、ないことはないですが、興味というのは?」

聞き直す清水。さすがに、神戸製鉄で若くして管理職になるだけはあった。

「当然、興味というのは性的なことさ。ただし、違法なことはするつもりはない。メンバーも、それぞれ、責任のある大人だからね。社会的な地位もある。無茶をするつもりはない」

重村が重々しく話した。

「違法、不法行為はしないと」

確認する清水。横で二人の話を聞いている清水。

「当然です。我々もいろいろ考えました。今日のあの女性の行為、どう思われましたか?どのように考えても、故意に見せていると思いませんか?」

重村が話すと、

「ラッキーくらいに思っていましたが、過去にもしているとなると、ラッキーではなく、故意という可能性は高いですが、残念ながら、私は初めてで、疑うわけではないですが、故意に見せる理由がわかりません」

と、清水が重村に聞いた。

「そうですね。そう思うのもわからないでもないですが、その辺りも含めて、ランチでお話しましょう」

と、重村が言うと、

「わかりました。今日は有給休暇を取得しているので、時間もありますし、同じ大学の先輩たちが集まっているということですし、参加します」

と、答えた清水。横で聞いていた佐藤も、

「ぜひ」

と、短く伝えた。
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