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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第12章 一つになった男たち
「しかし、奇縁ですね。同じ大学、同じクラブ。これこそ、神の思し召しなのかもしれません」

と、話す信者でもある清水志温。

「かもな」

と、端的に答えた斎田。

「そうそう、今、我々が進めている作戦について、反町くん、二人に説明してくれ」

と、重村が話した。頷いた反町が、

「家はわかっている。ただ、要塞のような家だ。夫は歯科医で、村上よしたか。あの女性は、妻で専業主婦だろう。名は、みかこ。夫婦そろって漢字はわからない。で、あの女性は、〇〇女学院大学の卒業生だ」

と、話すと、清水も佐藤も、大きく頷いた。それを確認して、反町が続けた。

「どうやら、不妊が原因で、セックスレスになった可能性が高い。セックスレスということで欲求不満という考え方もできるが、多分、真の理由はそこではなく、承認欲求だと思われる。不妊であっても『女』であるということを確認したい。承認されたい。そういう願望が、男性に見られたい。特に性的な視線で見られたいということを誘引しているのだと思われる」

清水が、

「〇〇女学院大学か。いい思い出はないな。俺たち〇〇学院大学のことを小馬鹿にしていて、ムカついた記憶しかない」

と、話すと、現役大学生の佐藤も、

「そうですね。〇〇女学院大学の学生は、国立大学関西上位のK大学とか、O大学、K大学しか眼中になくて、俺たち〇〇学院大学の学生は無視です。これだけキャンパスも近いのに」

と、嘆くと、

「そうなのか。昔から変わらないな」

と、ため息を吐く重村。

「キリスト教主義の伝統や『全人教育』とか、共通項は多いのにな」

と、同じくため息を吐いたのは反町。

「特に、中学高校の差が大きいのかな。〇〇女学院の中学高校は関西最難関。それに比べて、〇〇学院大学附属の中学高校は、上に〇中や〇〇学院とかあるし、関西には他にも難関校があって見劣りするからね」

と、重村が補足すると、

「それは中学高校の話であって、大学の話ではないのに」

と、公立高校出身の反町が嘆くと、

「それは、俺も同じ」

と、同調したのは、斎田。

「とはいえ、偏差値10の差は、大きいのだろう」

と、話す重村。

「でも、大学の偏差値はうちの方が上ですよ。それこそ、偏差値10は違う」

と、在学中の佐藤が話すと、

「それはそうだが」

と、言葉を濁す清水。
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